梅原裕一郎さん、お誕生日おめでとうございました。今年も更なるご活躍をお祈り申し上げます。
もう5か月以上も前の話なんですけど……。
というわけで、毎年恒例（のはずだった）おすすめ楽曲勝手にプレゼンキャンペーンの季節がやって参りました。今年も盛大に遅刻です。大変申し訳ございませんでした！！
昨年も更新できずじまいだったので、今回が5回目になります。
歴代のエントリーはこちら。
今回は2年分まとめてということで、2019年3月8日から2021年3月8日までにリリースされた楽曲の中から、「梅原さんってちょっと気になるかも？」という方に聞いていただきたい！と思う曲を独断と偏見でピックアップしていきたいと思います。
選別楽曲は
- CDとして発売されている or WEB配信されている
- CDの場合、通常流通商品に収録されている(メーカー通販及びイベント限定販売商品は除外)
上記の条件を満たしている楽曲に限ります。
また、こちらの記事ではいわゆる楽曲解説のようなものはありません。ただ歌声を聞いて、「ここが好き！」と思ったポイントをまとめているだけの記事ですので予めご了承ください。
それでは、初めましての方もいつも見てくださっている方も、ぜひ最後までお付き合いください！
2020年梅原裕一郎さんが気になる方に聞いてもらいたい曲７選
Kiss Me Quick / SQ SolidS 「RE:START」 シリーズ⑤
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まずはおなじみツキプロ 「SQ(スケア)シリーズ」から、斉藤壮馬さんとのデュエットソングを一曲。
こちらの楽曲の声色は、いわゆるパブリックイメージそのものなのではないでしょうか。深みのある低音で、硬すぎず柔らすぎず、喉の低い場所で響かせるビロードのようなお声です。
Aメロのアクセントを比較的強めに当てにいく歌い方と、Bメロの大きくストロークするような歌い方の対比で緩急を表現されている気がします。
個人的にこの曲で特に印象的なのは、一定の幅で細かく震わせる弦楽器のような梅原さんのビブラート。まっすぐなロングトーンとビブラートの使い分けもなかなか興味深いので、気になる方はぜひ注目して聞いてみていただきたい一曲です。
また、過去の楽曲などと比べ少し癖のある歌い方をされている楽曲でもあります。やや粘着質というか、ねっとりとした発音をしているなあと初見で思った記憶があります。
あんなにかわいかった大ちゃんがこんな歌い方をするようになってしまった！！と泣いたオタクは私だけじゃないと思うんですけど、結果的に少し斉藤壮馬さんに寄った歌い方になっている印象です。
ちなみにSolidSを含むツキプロシリーズは、現在アニメ2期が放送中だったりします。
OPはみんな大好き3Dアニメなので興味のある方はぜひ！
何故かいまは公式パロディ回が放映中です！夏は妖怪！百鬼夜行！
我楽多草稿 / アプリ 明治東亰恋伽～ハヰカラデヱト～ 尾崎紅葉・滝廉太郎・横山大観（CV.梅原裕一郎・蒼井翔太・前野智昭）「ハヰカラレコォド～新好男子歌曲～」
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梅原裕一郎さんにミディアムテンポのラブソングを歌わせると人が死ぬっていったじゃん？？？(言ってない)
こちらは打って変わって初めましてのタイトル「明治東亰恋伽」より、尾崎紅葉さんのキャラクターソング。
音域的には中音域で、少し丸みを帯びたような声の耳馴染みがよい一曲になっています。AメロBメロは比較的滔々と、サビでは持て余していた恋心を改めて握り締めるような力強さで歌いあげられています。
既存曲では高音を強めに当てられていることが多い印象だったのですが、こちらの曲では柔らかくファルセットに返されており、力強さの中にも壊れてしまいそうな繊細さが感じられます。
個人的にはボルテージの上がってきた2番のサビからの盛り上がりを特に聞いていただきたいです。あとやっぱり大サビが最高。ありがとうございます。切なげに歌う男性が嫌いなオタクはいません。
どんな 燈火が煌めくだろう
今宵の紅は深く
狂おしいほどに 咲き乱れる
確かな光
この入りの「どんな」の音に切なさや恋情みたいなものが詰め込まれているようで、何度聞いてもぐっとくる一節。
この尾崎紅葉さんはなかなかに高慢ちきな男なのですが、そんな男がこんな歌を歌うのどう考えても最高なのでは？
Vivid Violent Storm / GHOST CONCERT GHOST SONG 07.「Vivid Violent Storm」/アーサー・ペンドラゴン(cv.梅原裕一郎)
みんな大好きElements Garden！！
こちらも初めましてのシリーズ、「GHOSTCONCERT」より。上松範康さんの20周年Projectとして発足した偉人をモチーフにしたボーカルシリーズということで、梅原さんが演じるのはアーサー王伝説で有名なアーサー・ペンドラゴン殿下です。
こちらは梅原さん初と言っても過言ではないロックテイストな楽曲。絶対におすすめ楽曲に入れよう！と思っていた一曲でもあります。
音域的には中音域がメインで、他の楽曲に比べ息のスピードが早めです。
全体を通して直情的な歌い方をされているのですが、Bメロでは特に歌詞とリンクして混乱、錯乱したような声色をしているのが印象的。泣き出す直前のような声や息遣いにも聞こえ、この歌い方は声優さんならではだなと思わされます。そんなことができるのずるくない？
こちらは同人CDに分類されるためiTunesなどでは配信されていないのですが、Youtubeではレコーディング風景が収められた動画も公開されています。
この熱量の曲を豹豹と歌っていて、声優えげつね～～と思いました。バケモンなのかな…？
カップリングの ♪ Dear my world, Dear my love もそこはかとなくElements Gardenみが強いので、うたプリを通ってる方はぜひ聞いてみていただきたいです。
コンポタ / ラジオ 宏太朗と裕一郎 ひょろっと男子 新テーマソングシングル きみはシリウス
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コンポタ美味しいよね。
こちらは変わり種、紹介は初めましてのひょろっと男子さん。ひょろっと男子の説明は割愛しますが、思えば奈良に向かう夜行バスで放送第一回を聞いたのが遥か遠くに感じます。現に遥か遠い記憶なんですけど。
私は梅原さんの歌い方の中でも、メロディーと言葉のリズムのハメ方や言葉の持つ意味合いと声色のリンクが特に好きなのですが、これはその2点が顕著な楽曲な気がします。
今日も
吐き そうなくらい君は可愛くて
正直しんどいけど
この1番Bメロでは、「
だから梅原裕一郎さんにミディアムテンポのラブソングを歌わせると人が死ぬっていったじゃん。
ただ、この曲の雰囲気はかわいらしくまっすぐ歌う西山さんあってだなとも思うので、恐らくソロで歌った場合には全然違う曲に聞こえる気がします。いつかソロVer.も出してほしいですね。
3丁目の星☆ / TV うちタマ?! ～うちのタマ知りませんか？～ボーカルコレクション
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推しさんが高めの声でハキハキ歌う曲、だーいすき！！！！！
これは今回絶対に入れたいと思っていた曲のひとつ！「タマ&フレンズ ～うちのタマ知りませんか？～」がまさかの擬人化でアニメ化された「うちタマ?!」より、三河クロくんお当番回のEDテーマです。
音域は中音域〜高音かな。度々梅原さんの歌声は流線的で弦楽器のような音と表現させていただいているのですが、この楽曲では直線的な音をしています。
近頃は梅原さんのこんなハキハキしたお声を聞ける機会がめっきり減ってしまいました。中堅声優に片足を突っ込みつつある今日この頃です。ご本人のキャラクターもあり低音！クール！ゆったり喋る！みたいなイメージが強いと思うのですが、こんなアップライトピアノみたいな音で歌うこともあると！私は！声を大にしてお伝えしたい！！
普段のお声やよく演じられているキャラクターからはやや想像しづらい歌い方をされている一曲かもしれません。
刹那プラス / ACTORS -Singing Contest Edition- sideA
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こちらもおなじみボーカロイド楽曲カバーシリーズとして知られる「ACTORS」より。 梅原さんの声って邦ロック向きだな～！と思わされる一曲です。
この楽曲は他の楽曲と比べ、比較的喉で歌っている……というか、あまり喉仏の位置で音程をコントロールしていないような歌い方をしている印象。が、男声の発生はあまり詳しくないので嘘かもしれない。素人の感想なのでこの辺は話半分で読んでください。
歌いあげるというよりは話し声の延長のような声色で、曲調もあり淡々と言葉を重ねていくような歌い方ではあるのですが、こういう曲は丁寧な語尾の処理が映えますよね。
歌詞を読むような歌い方だからこそ、声の持つドラマ性みたいなものがシンプルに聞き取れる一曲だと思います。
シニカルナイトプラン / ACTORS -Deluxe Dream Edition-
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Ayaseさんの曲をあててくださった方に金一封！
こちらも同じく「ACTORS」シリーズより、森嶋秀太さんとのデュエットソングです。
音域的には中低音で、♪ 刹那プラス とは打って変わってたっぷりと余裕を持たせた歌い方をされています。
縦ノリで高音の森嶋さんと、横ノリで低音の梅原さんのバランスが絶妙。子音を立たせつつ母音に重さを持たせることで独特のリズムや妖しさが感じられ、歌い出しからお二人の声にグッと心を掴まれます。
比較的息を多めに含んでいる声はビビッドカラーのライトの隙間を縫う紫煙のようで、掴みどころのない儚さも。
またこれはお二人共に当てはまるのですが、次のフレーズに繋がるようなパートの納め方も秀逸です。
2番AメロのまるでDJかのような口の中で音を遊ばせた丸みのある声と、Bメロの高音パートにスパン！と抜ける直線的な声色の対比が印象的。かと思えば、フレーズ最後のファルセットはふっと落としているのがまた巧妙で舌を巻いてしまいます。
4つ打ちのドラムのリズムに乗る流線的なフレーズがなんとも心地いい一曲です。
まとめ
さて、今回は2年分ということで計7曲をご紹介させていただきました。
こうして見てみると今回は私の好きな音域の曲ばかりを選んでしまったような気もするのですが、そこはご愛嬌ということで目を瞑っていただければ幸いです。
さすがに最近はこんな歌い方聞いたことない！というフレーズは少なくなってきましたが、私の心のフックにひっかかるのは推しさんの声だなあと今回記事をまとめていて改めて感じました。
毎回声優さんをおすすめするならアニメとかにするべきだよなあと思いつつ、声優が表舞台の職業となった今だからこそ、こうして対象を楽曲に絞ることで気軽に触れてみていただけたらと思います。
っしゃ！個人的に問題の朗読劇までになんとか書き終えたので！！明日の戦に備えます！って書いたら心臓が早鐘のようになってきました。血の気も引いてきた。早い。
↓何かございましたらこちらまで。
この曲聞いたよ～とか、俺の推しの歌を聞け！みたいなコメントもお待ちしております！
以下、以前いただいたおすすめ楽曲記事に関するお題箱への返信になります。
返信が大変遅くなってしまいましたが、お心当たりの方は続きからどうぞ！
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