たとえばなし

偶像と結果論

世界でいちばん綺麗な人の話~戸塚祥太くんの誕生日に寄せて

 

「綺麗」という言葉を聞いて、あなたは何を思い浮かべますか?

 

いつか見た朝焼けの色。
眠れない夜に見上げた星のこと。

初恋の人の声とか、異国の地で見た澄んだ空。

もしかしたら初めて買ったジュエリーかもしれないし、はたまた誰かの笑顔かもしれません。

 

「綺麗」の基準は人それぞれで、感じる印象もきっと違うはず。

私にとって「綺麗」という言葉は、足跡のついていない雪のような、何にも侵されない印象を抱くものです。

そんな私の世界の中で、その言葉を冠する人。

 

A.B.C-Z 戸塚 祥太くん。

 

今日は、私の世界でいちばん綺麗な人、私にとって唯一のアイドルの話をさせてください。

 

 

 

彼との出会いは、もう10年以上も前になります。

初めての出会いはもう覚えていないけれど、きちんと認識したのは確か、はなまるマーケットのレギュラー第一回目の放送だったはず。

最初は数いるジャニーズJr.のうちの一人でしかなかったけれど、そのうちに当時すきだった人の面影を彼の中に見つけたことが、私が戸塚くんを好きになったきっかけだったと記憶しています。

そんなどうしようもない理由から月日が経って、いつの間にか私の唯一になって。

その時の私の全てで、戸塚くんを応援したい。

そう思って彼の担当を名乗るようになったのが、2009年の2月1日。

後にこの2月1日という日がA.B.C-Zのデビュー日になるだなんて、その時の私は思ってもいませんでした。

それ以前に10年後も彼をすきでいる想像はしていなかったけれど、今こうして文章を綴る程度には、私は今もまだ戸塚くんをすきでいます。

 

 

戸塚 祥太くんの、瞳がすきです。

彼の目に映るものは、きっと私には理解の及ばないものばかりなんだろうと思わされるような、満天の星空を宿しながら遠くを見つめている瞳がすきです。

 

戸塚 祥太くんの、言葉がすきです。

彼が出会ってきた言葉たちから紡がれる、少し回りくどいような、でも物事の本質に迫るような言葉がすきです。

 

戸塚 祥太くんの、声がすきです。

歳を重ねるごとに少しずつスモーキーな響きになってきた、霧の中のイギリスの街角のような声がすきです。

 

戸塚 祥太くんの、歌声がすきです。

喉の病気を患ってから少し出しづらそうになってしまっていても、青い空に伸びる飛行機雲のような歌声がすきです。

 

戸塚 祥太くんの、ダンスがすきです。

少年隊 錦織 一清さんをリスペクトしているのがひしひしと伝わってくる、流線的で少し癖のある、水流を描いていくようなダンスがすきです。

 

戸塚 祥太くんの、優しさがすきです。

いつだって自分のことは後回しで、人に寄り添ってくれる陽だまりのような優しさがすきです。

 

戸塚 祥太くんの、人望の厚さがすきです。

数々の先輩・後輩たちから慕われ、一緒にパフォーマンスをしたいと言われたり、共演していたのがもう何年も前になる方から未だに祝い花が届いてしまうような人望の厚さがすきです。

 

戸塚 祥太くんの、義理堅さがすきです。

自分がJr.だった頃に、すでにデビューしている先輩から挨拶をしてもらったことが嬉しかったからと、Jr.くんたちに自分から話しかけにいくような義理堅さがすきです。

 

戸塚 祥太くんの、泥臭さがすきです。

彼が今まで書いてきた歌詞から滲む、包み隠さない悔しさや歯がゆさ、それに屈しないアスファルトの上に咲く花のような泥臭さがすきです。

 

音楽番組でもコンサートでも、カメラ位置を正確に把握して、レンズの奥を覗き込んでくれる戸塚くんがすきです。

「応援」という言葉の中に、心と友という漢字を見つける戸塚くんがすきです。

「誰かを応援していますか」と問われて、「常にファンとA.B.C-Zの4人を応援しているつもりです」と言い切る戸塚くんがすきです。

何事にも理解を深めようとする戸塚くんがすきです。

好きなものにまっすぐと突き進んでいく戸塚くんがすきです。

 

アイドルという職業を選び続けてくれている、A.B.C-Zの戸塚 祥太くんがだいすきです。

 

 

 

「綺麗」という言葉を聞いて、あなたは何を思い浮かべますか?

 

私はA.B.C-Zの戸塚 祥太くんという、たったひとりのアイドルを思い浮かべます。

華やかすぎるステージの上、大喝采を浴びながら眩しそうに客席を見上げる戸塚くんの横顔が、背中が、私にとって何よりも綺麗な景色です。

 

 

A.B.C-Z 戸塚 祥太くん。
34歳のお誕生日、本当におめでとうございます。

これからも戸塚くんの瞳に、どうか満天の星空が煌めき続けますように。

 

今日というこの日も、アイドルという職業を選び続けてくれてありがとう。

一秒でも長く、戸塚くんという一等星を見つめ続けられることを願っています。

 

ジョーダンバットが鳴っている

ジョーダンバットが鳴っている

  • 作者:戸塚 祥太
  • 発売日: 2018/03/31
  • メディア: 単行本
 

 

 

 

余談になりますが、何かとお世話になっている甘夏大先生の柑橘パッショナートさんの戸塚さんお誕生日記事に使用されているイラストに関しまして、僭越ながら色々とリクエストをさせていただきました。

 

amanatsu0312.hateblo.jp

 

甘夏さんが選ばれた戸塚くんの好きなパートについても、「分かる!!!!!!!!!!!!!!!」と全力で頷きながら記事を読ませていただきました。

この度はお声がけいただきありがとうございました!

 

 

↓何かございましたら
お題箱

 

現在いただいているお題箱へのコメントのお返事は次回とさせていただきます…!