たとえばなし

偶像と結果論

推しさんのオタクをやめた話

オタクをやめたっていうと語弊があるんですけど。

去年?一昨年?からずっと、うじうじうじうじ推しさんを推すこととか応援することとか、色々記事を書いてきたわけですが、最近何かが吹っ切れたのでそんな話を!させてくれよな!

ちなみに私のうじうじエントリーの一部がこちら。

x1026.hatenablog.com

x1026.hatenablog.com

x1026.hatenablog.com

x1026.hatenablog.com

お前は!何度!死んでは生き返るのか!BGMはNEWSで「星をめざして」です!何度も同じ過ちを繰り返してるけどな。ダブルブラックジョークですよごめんなさい。

こうしてみると、見事にエムマス現場に行っては引き戻されているので本当に学習能力がない。やっぱり理想の推しさんを見られるのはアイドルマスターSideMだけ!いや朗読劇も好きだけど!

私、何かを同じ熱量でずっとすきでいるのが苦手なんですよ。自分のなかの熱量についていけないというか。私自身も自分の中の熱量に置いてけぼりにされてしまうし、その熱量と現実のギャップに疲弊しちゃう。

でもそれと同じくらい、すきになったものを手放すのも苦手で。ずるずるとそこに縋って、他にすきになれるものを見つけたら自然にシフトしていく、っていうのを今までのオタク人生でも繰り返してきた気がします。

 

で。

まあ、"推しさんを応援したい自分"に疲れたなあ!!っていうのがいま一番大きくて。

清く正しいオタクでいようとすることにも、そうあれない自分にも疲れちゃった。

私の中で正しいオタク像っていうのはずっと変わらなくて、推しの仕事は須らく追って、イベント先行シリアルが付こうが付かなかろうが名前の載っているメディアは全部買う!っていうのがやっぱり正義だと思うんですよね。

でも、今のご時勢そんなの無理じゃないですか。中にはそれを出来ている人たちもいるのかもしれないけど、私には無理です。まずゲームが好きじゃない。(致命的)

だからこう、いまの推しさんに対する私のモチベーションとかスタンスを、私自身が許せないっていうのもあったんですよね。

そしてじゃあオタクやめるか!と思って、今に至ります。(端折った)

 

心がボキボキに折れた去年の3月からグリツア石川を経て、なんかただ好きなだけでもいいのかもしれないなあ、と少し思えるようになって。そこからまたゆるゆる現場には行くようになったんですけど、底抜けにたのしい!っていう感覚はあまりなかった気がしていて。

今日の推しさんのこういうところが、お芝居のああいうところが云々かんぬんエトセトラ。そうやって色んなものを拾い上げるのが精一杯で、そこにはプラスの感情もあれば、マイナスの感情もあって。

それに、一度どうしても許せないと思ったものは、やっぱりなにをどうしても許せなかったんです。発言の一つ一つに振り回されて、なんで自分の演技やお芝居の価値を自分で下げちゃうの?って思うことにも疲れた。

推しのすること全部かわいい!すきぴ♡とはもーーーーーーーー天地が!ひっくり返っても!無理!!!!

でも、世間のオタクはもっと楽しそうにオタクしてるんですよね。
いや大概オタクって血反吐を吐きながらオタクしてるし、はてぶとか書いてるような方々は概ねそっち側の人種だと思ってますけど。(褒めてます)

それってなんでだろう~~って考えてみたときに、ひとつの可能性として行き付いたのが「その人達にとってオタクは趣味だから」ということでした。

 

私のオタクの仕方って、どう考えても趣味ではないんですよ。推しさんに関しては推しさんの今後とか世間の評価とか気になるし、私二次元でも所謂本命ジャンルみたいなものがあるんですけど、それに関しては失くしたらマジで死ぬし。(真顔)

その好きの種類、形、温度、色のひとつひとつに自分のプライドとか美学とか、理性とか執着とか意地とか、きれいなものも汚いものも全部詰め込まれてるの。だってオタクなんだもん! 推しのことちゃんとした意味で好きかわかんない、でもなんだかんだ細く長く推しさんのお仕事を追いかけてる。それって全部推しさんのオタクだからっていう理由に起因するわけ。 オタクの推しに対する”好き”ってそんな単純なもんじゃなくない? 憧れとか羨望とか色んなものをごちゃまぜにしたカオスな塊でしょ!?

推し被りとかオタクスタンスとかの話 - たとえばなし

そうこれ!!こういう!オタクの!仕方は!やめたい!!自分の命と感情削ってオタクすんの、まじでヘビー。

だからここしばらく趣味がほしい~~ってずっとぼやいていて。元担にゆるく出戻ろうかなあ、とか色々考えてたんですけど。

ふと、「あ、推しさんのオタクでいるのが辛いなら、推しを趣味にすればいいんだ」って思ったんです。

 

結果、こう。

twitter.com

私、推しさんの!!ファンになりました!!!(馬鹿なの?)

 

そして晴れてファンになって初めての現場が先日のサドライだったんですけど、一個前の記事の通りめちゃくちゃ!楽しかったです!!本当にあんなにきちんとペンラが振れた現場、初めてでした。すごいねファンパワー。

最近の私の合言葉は「まあファンだから関係ないし!」です。

今までみたいにライブ前にパフォーマンスが心配になっても、推しさんの発言が気になっても、まあ私はただのファンだから気にしなくてもいいな!脳死状態で日々を過ごしています。

世の中でいう"ファン"という言葉を軽んじている訳ではなくて、私の中では"オタク"より"ファン"っていう言葉のほうがライトで、フラットで、無責任に使える言葉なんです。楽しんだもん勝ち!みたいな。

推しさんを趣味にしてからのほうが、コンテンツも気軽に楽しめている気がします。前よりもキャラクターが好き!って思うことが増えた。無事にスタマイとダメプリに出戻りました。(推しさんの演じている好きなキャラクターランキング上位に食い込む二人です)イベントも前より気軽にいきたーい!って言えるようになったなあ。

数ヶ月前は見る事すらできなかった某アニメの某EDの某振り付け動画も、今では毎日ニコニコしながら見ています!すごい!かわいい!!PVたのしみ!すごい!!んんん~~~お顔がかわいいねえ♡途中でちょっと面白くなっちゃったね~~細かい振りがちまちましててかわいいねえ!!!

でもさすがにちょっと急変しすぎたせいで、お友達に怯えられています。ひどい。

っていうかあの動画、各所で顔が死んでる!と言われていたけれど、思ったより全然笑ってました。かわいいね。なんでだろー?って思ってたけど気づいた。私の中の推しさんのベストオブ顔が死んでるダンスは愛のミニライブだったからだわ。理解!

本当はもっとストレートに、推しくんだいすき~~♡みたいなオタクになりたいんですけどね。やっぱりちょっと難しいみたいです。現場で推しが見られたからそれでいい、推しの仕事や態度に伴う世間の評価とか興味ない。みたいな人もある意味うらやましいですけど、それは絶対にできないので。そこは脳死するしかないので!!

 

こうやって推しさんのファンだからな~~!とヘラヘラしていることで、色んなことから目を逸らしている自覚はあります。そうしている限り、昔みたいに推しさんの演技から熱を受け取ることも難しくなるんだろうなとも思う。

でもそうやって何かを代償に、私は私を殺すことでしか今推しさんをすきでいつづけることができなさそうなので・・・。とりあえず今はハッピーにファンができたらいいかな~~!と思っております!

 

でもとりあえず今年の目標は、面白そうなことに軽率に手を出す!にしたい。推しさん以外の現場も行きたいなあ!

今やりたい事としては、ときレスの映画を見に行きたいです。一時期は課金までしてたんですよね~~京也さんと音羽くんが好きでした。あと願わくば、夏のツキプロライブまで私のこの脳死状態が続いていますように!!

 

次のエントリは推しさんのお誕生日付近で、またおすすめ楽曲の紹介が出来たらいいなあと思っています。

今年はまじで全世界に聞いてほしい曲があるからみんな読んで。