たとえばなし

偶像と結果論

声優オタク2人が2時間半でSexy Zoneに頭が狂った話

「友達がセクゾのチケット譲ってくれそうだけど、私の名義だし一緒に行ってみる?」

こんな何気ない一言が、最高の時代の幕開けに繋がるとは思わなかった。
2019年5月6日の横浜アリーナで、私の令和という時代は確実に音を立てて始まったのだ。

というわけで、理由あってSexy ZoneさんのPAGESツアーの横アリ公演にお邪魔してきました、というお話です。

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まだ年明けのえびさん横アリ公演の記事も書きかけなのにね!でもこの勢いで文章を書けるのは今だけなので残しておきたい。

 

 

第一前提として、私のセクゾちゃん知識はふまけん入所~デビュー一年前後くらいまで。

現役でJオタをしていた頃も私はふまけんの二人が好きで、担当は担当くんだったものの、いわゆる副担ような立ち位置に菊池風磨くんを置いていました。
けれど自分がJ離れをしたこともあり、ここ5年くらいのことはあまり詳しくは知りませんでした。

急に3人体制になってからまた5人体制に戻ったことをよかったね~とぼんやり思っていた程度の一般人以下の知識量。

そんな私のコンサート後のツイートがこちら。

あたまがおかしくなった。

いやっ本当にすごかったです、Sexy Zone

まず全員顔が良い。すごい。顔の良さが天才。全員顔が良い!!
横浜アリーナのステージにSexy Zoneのメンバーが現れた瞬間、私はジャニーさんに感謝することしか出来なかった。こんなにも顔の良い男の子たちが、アイドルという職業を選び続けてくれているのって奇跡ですよ。

そんな5人を見つけてくれたおじいちゃん本当にありがとう……長生きして。

 

まず今回何よりも秀逸だったのは、演出とパフォーマンスのクオリティーの高さでした。

最初から最後まで、至極のエンターテインメントがぎゅっと詰め込まれた宝箱みたいなコンサート。間違いなく"今"のSexy Zoneが出来る最上級を見せつけられた2時間半でした。

アリーナ公演であるというメリットを最大限に生かした、メインステージとセンターステージ。そしてそのセンターステージから田の字に伸びる花道と、ほぼ360度に渡る外周。
メインステージにはアメリカの街角のようなセットと大きなモニターが3台並び、その画面いっぱいに映し出されるメンバーの姿は、頭の先からつま先までの全部が「アイドル」だった。

オープニングから惜しみなく使われる火薬(火薬)とか、くるくる変わる衣装。畳み掛けるように繰り出される、キラキラしたメロディに乗せられた歌声とダンス。
そんなふうに公演中に時計を見る隙なんて与えないくらい、次から次へと与えられるエンターテインメントという名前の宝石たち。

いやもう〜〜本当に頭がおかしくなるかと思った!!

まず派手髪シンメに殺され、天使のような笑顔でTikTokの最上位互換かな!?というような超天才演出で楽しそうに歌うマリウス葉くんマジ天使。
顔面国宝級の佐藤勝利くんが戸塚祥太くんに憧れて始めたと言っても過言ではないギター*1を披露することにエモの渋滞で死に、突然Rejetみたいなことを始める中島健人くん*2に圧倒されたり。

MC中に真っ白なグランドピアノが出て来たかと思えば青髪の王子様がそれを華麗に演奏し始め、ピアノの周りに集まった顔のいい男の子たちが美声でハモり始める。
・・・私はいま花より男子でも見ているのか??なんだスノープリンス合唱団*3か?????

もう全部が全部、「今この瞬間、Sexy Zoneというアイドルから目を逸らすことなんて絶対に許さない」とでも言いたげな圧倒的なパフォーマンスでした。

ジャニーズのコンサートって、個人的に脳みそに直接エンターテインメントを注ぎ込まれているような感覚になると思ってるんですけど、Sexy Zoneの今回のコンサートはそれに加えて、愛されているという感覚が強い印象でした。
最高に顔が良い男の子たちに2時間半めいっぱい愛されるなんてこと、普通に生きていて経験することある??あった。

何言ってるか分からないでしょ?でもこれはガチ。
メンバー全員が、身体中からありったけの輝きと愛を放っているんですよ。

私が知っていたSexy Zoneって、どこかメンバー全員が距離感を測りかねていて。
私の知っていた菊池風磨くんって、出来すぎた相棒の背中を見つめながら目を逸らしていた、思春期の男の子だったんです。

そんな人たちが離れたり近付いたりを繰り返した今、「ここから挽回するんだ未来を」って「振り返ることじゃなくて未来を描き続ける」って歌ってくれる。
あんなにも不器用に自分を持て余していた男の子が、「いつかの夢に見た今になれていますか」「もう少し自分らしく笑ってみようかな」と歌ってくれる。

もうそんなの奇跡以外の何物でもなくない?

あの頃、いつか潰れちゃうかもしれないって思って見てたのも本当。でも今回私が見たのは、メンバーがみんな堂々と胸を張ってステージに立つ姿でした。

そしてこの4人には、もう一人の天性のアイドルがいるという事実。
5人揃ったら本当に時代を創れるかもしれない。絶対にこの子たちはもっともっと高い場所に行ける。

そんなふうに感じさせてくれる、本当に一秒だってステージから目を離したくない、そんなコンサートでした。

 

 

さて、今でこそこんなに色々言っていますが、現地の私は完全に頭がショートしていました。

勝利くんがステージに上がった瞬間「顔ちっちゃーーー!!!」と叫び、マリウスくんが出て来れば「天使!すごい!脚長い!」。青髪のコンサート版健人くんを見て「ヒィwwww二次元wwww」ときゃっきゃ大喜び。

そして極め付け、大きなモニターにバーンと赤髪の風磨くんが映し出された瞬間の私「ぎゃーーーーっ!???!!!?(クソデカ大声)」

あまりレポを漁らずに現地に赴いたので、赤髪青髪のふまけんシンメはあまりに供給過多だった。脳内が都合の良い夢を見せているのかとすら思いました。

そこから私の口は「かわいい」「ひぇ・・・」「頭おかしくなる」「かわいい」「しぬ」「かわいい」以外の言葉を忘れた。本当にしぬかと思った

あんなにかわいかったふうまくんがあんなにかっこつけて堂々としている・・・?
ほんとうにあのふうまくんですか??

語彙が死に、私の脳みそが「かわいい」で埋め尽くされから30分ほど経った頃、唐突に私の脳が最適解を叩き出します。

『世界中のかわいいを集めたらきくちふうまくんになるのでは・・・?』

突然の天啓である。
冷静な自分がさすがにお前気持ち悪くない?というツッコミを入れたものの、5分後にはもう口から出てました。

「世界中のかわいいがいまきくちふうまくんをかたちづくっている!!!かわいい!!!」 

「世界中のかわいいがふうまくんにあつまってる!かわいい!!」

友人「あの人はどちらかといえばかっこいいとかえっちな枠じゃないの・・・?」

「はあ????えっちなましゅまろじゃんかわいい!!!!」

このオタク、控えめに言ってIQが3である。 

だんだん楽しくなってきてしまい、悪癖が出てくる元ジャニオタ。

バラエティコーナーのお手伝いJr.をとっ捕まえて「きみ、わだくんっていうの!かわいいねえ!お顔がかわいい!なるほど!どこの子ですか!」と大騒ぎ。たのしい。*4

そして最後には「あのふうまくんが堂々と相方の隣に立っている・・・むり・・・すき・・・。あ〜〜〜〜〜〜かわいい!!!!

ん〜〜〜、あたまとけた。 

入所から見ていた子たちが今ではキラキラ輝いていて、時間の流れと成長を色濃く感じてしまった。
あの頃見たかった姿を見せてもらいました。それって本当にすごい。

全部間違いなんかじゃなかったねって笑い合えるようなシンメ2人を見て、傍観者ながらとっっっっっても嬉しかったです。

 

ここまで書いて自分のテンションにドン引きしているのですが。実はこの日、もう一人様子のおかしい人がいたのです。私の隣に。

そもそも私が今回セクゾコンに行くことになったのは、Jr.担の友人に誘われたからでした。
二つ返事でFC入会を果たした時から、もしかしたら今回の事件はすでに始まっていたのかもしれません。

無事にチケットの当選と支払いを済ませたある日、Jr.担の友人から一件のメッセージが届きました。

「担当、今年セクゾつかないかもww」

Jr.担あるあるである。担当のスケの読み間違えほど辛いものはありません。
でもまあセクゾ好きだし全然行ってもいいかなあと話していた頃に、また別の友人がポロっとこぼしたのです。

セクゾさんかキンプリさんのコンサートに行ってみたい」

この友人、何を隠そうこのブログにも度々登場する、お前はいまいくつだねと聞きたくなるような多岐に渡る二次元ジャンルにも精通し、V系から地下界隈を経て今現在声豚と地獄の夢女を兼業している、通ってないジャンルはジャニーズと宝塚と帝劇くらい!という増田俊樹さんのオタクである。

 Q.この時あなたならどうしますか?
 A.連れて行く(真顔)

そんなこんなでJr.担の友人に相談したところ、ありがたくも「連れて行ってあげて!!」と快諾。この世はタイミングと運が全て!と私は増田俊樹さんのオタクの表情を伺いつつ言ったのです。

「友達がセクゾのチケット譲ってくれそうだけど、私の名義だし一緒に行ってみる?」

と。

結果、こう。

中島健人くんに狂ったオタクが爆誕した。

このオタク、何が怖いってコンサート開始1時間で「は?ファンクラブ入るわ」って言ってるんですよ。CDとかDVDとか全部すっとばしてまずFC。オタク慣れしすぎててこえーよ。
ちなみにコンサート後に今回のツアーのアルバムとベストアルバムを購入していました。

中島健人くんに狂ったオタク「チケット代が7000円でうちわが600円でペンライトが1600円・・・?私が普段行ってるイベント、チケ代9800円のうちわ1000円のペンライト3000円なんですけど??」
奇遇ですねぇ、私もです。

私が「世界中のかわいいをあつめたらふうまくんになる!」と言っている間、彼女は隣で中島健人くんRejetやんけ!!見たことある!!」「え、健人くんさん王子様すぎない・・・?は・・・?」と大興奮していました。類は友を呼ぶんだ。知ってた。

そんな彼女はコンサートから3日でFC入会とCD購入に加え、ジャニーズwebの登録と片目誌の購入まで果たしました。見ているこっちまで楽しい。

次のツアーも一緒に行こうな!!

 

 

結局今回私は何が言いたいかっていうと、この世のオタク、今のSexy Zoneの目撃者にならないと絶対に損する。

たった一回のコンサート。たったの2時間半でファンでもなかった人間にここまでの多幸感を提供してくれるアイドルって本当にすごい。

身内各位は声を掛けてもらえれば私が円盤と共に馳せ参じます。絶対に今回のツアーの円盤は絶対に買う。(絶対って言い過ぎるタイプのオタク)

色々漁った結果ふまけんが刺さって抜けなくて困っているのですが、どうあがいても担当は変わらないので、●年前とまったく変わらず戸塚祥太くん担当の菊池風磨くん推しとしての自意識が生まれました。

お陰で毎日がたのしいです!はーー最高のスタートで令和始まっちゃったな!!

セクシーサンキュー!

 

もともと声豚ブログだったはずの弊ブログ、なんだかどんどんカオスになってきてしまいました。どうしてこうなった・・・?
しかもこれだけ頭が盛り上がっていますが、今週末はフォスライです。そして月末は担当くんの舞台と推しさん主演アニメのイベントです。元気か。

そんなわけでおそらく次の更新はフォスライ感想文になる予定、です。
GW中にオタクとしてずーっと憧れている人と再会してお話してきたので、ぼちぼちその時のことも書いていきたいなあと思っています。書きかけの記事ばっかり増やすんじゃないよ本当に・・・。

↓何かございましたらこちらまで。

お題箱

*1:ここぞとばかりに誇張し始めるオタク

*2:Rejetじゃないけどデスノート好き?って口から出てた

*3:花より男子には1mmも関係がない

*4:このオタク、数日後にJr.情報局に入ることになることを、この時はまだ知らないのである。

最近

推しさんのナレ仕事が急にドカッと増えました。

去年の今頃もたしか同じようなことを考えてたな〜〜とか思いつつ、今回もつらつら思考整理回です。

 

私は推しさんのナレーション、結構好きなんですよね。

整然としたお声だし、発声の種類によってはたまに聞き取りづらい音もあるけれど、基本的には耳馴染みのよい音をしていると思います。

個人的にずっとやってほしかった国営放送でのナレ仕事や、ニュース、バラエティ番組でのナレーター。

なんというかオタクではない一般層の人の耳に触れる機会が増えたんだなと思うと、なかなか興奮するものがあります。

 

でも、それと同時になんとなく漠然と不安にもなってる。

それってなんでかなあと数日ぼんやりと考えていたのですが、たぶん、推しさんのお芝居とか演技も好きだからなのかなって。

推しさんの進みたい方向がどこなのか分からないし知る由もないけど、私が見たいのはナレ仕事だけではないんだなあという自意識を得た。

 

AJで久しぶりに推しさんをお見かけしたけれど、なんだか痩せた気がしました。普段見てるのが某ラジオのツイだけだからかもしれないけども。

なんだかんだ感情が揺れるのは推しさん関連だから今年もまったり細く長くやっていこうと思います。

2019年梅原裕一郎さんが気になる方に聞いてもらいたい曲3+1選

梅原裕一郎さんお誕生日おめでとうございます。

今年も更なるご活躍をお祈り申し上げております。

 

そんなわけで今回でなんと4回目、おすすめ楽曲勝手にプレゼンキャンペーンの季節がやってまいりました。4回目・・・そう・・・そら私も歳をとる・・・。

今年も2018年3月8日から2019年3月8日までにリリースされた楽曲の中から、「梅原さんってちょっと気になるかも?」という方に是非聞いてみていただきたい!と思う曲を独断と偏見でいくつかピックアップしてみました。

歴代のエントリーはこちら。

x1026.hatenablog.comx1026.hatenablog.com

x1026.hatenablog.com

こちらの記事では楽曲構成といった観点ではなく、梅原さんの声色などに焦点を当てています。いわゆる楽曲解説のようなものはありません。

ただのその辺のファンが、主観であれこれ言っているだけの文章です。絶対にないけどご本人の目に触れたら私は死ぬ。

そして今回初出しのマイルール情報なのですが、選別楽曲はCDとして発売されているもしくはWEB配信されているものに限ります

なんでかというと、手軽にひょいっと一曲聞いてみてもらいたいな〜!という精神のもと始めたものなので、そこで円盤特典の曲を紹介するのはナンセンスだよなあという。

そして何より、もしこのエントリーをきっかけに曲を聞いてくださる方がいらっしゃるなら、ぜひとも正規の方法でお手元にお迎えしていただきたい!


「少し気になるな」程度のものにCD一枚分のお金を払うのって、正直なところ少し気が引けちゃうかなって思うんですけど、WEB配信なら!一曲250円だから!

コーヒー一杯飲むような感覚で、一曲まるまるずっと聞けるってすごい。

クリエイターやレコード会社からしたら失礼な考えかもしれないけど、単純に消費者からするとありがたい話ですよね。
 

というわけで今回も張り切って参りましょう!

例の如く単純にリリース順での紹介です。

例年に比べて総楽曲数が少なかったので、私の労力コストは低いと思いたい。(この時点でカレンダーの日付は2/25)

 

 

2019年梅原裕一郎さんが気になる方に聞いてもらいたい曲3+1選

Rainbow☆Peace / Frep

Rainbow☆Peace

Rainbow☆Peace

  • Frep
  • J-Pop
  • ¥250
  • provided courtesy of iTunes

まずは2017年版のエントリーでも紹介したFrepから一曲。アルバムの一曲目、そしてコンサートの一発目に披露されそうな王道アイドルポップスです。

梅原さん演じる長谷川創太くんのソロから始まるのですが、最近では珍しくなりつつある、春のやわらかな陽だまりのような少し高めの声で歌われています。

わあ!わかてせいゆうみたい!(??)

私は こういう声が とてもすきです。

初見のとき再生2秒で一時停止しました。ょゎぃ。

一言目からぱっと視界が開けて、ぽんっと青空に抜けていきそうな1番のBメロ、2番のAメロでのソロを経て、2番のサビの最後、きらきらと歌われる

見てて 虹が架かる

という歌詞。


それはまるで、空に虹を見つけたときのわくわく感みたいに開いた声

「ああ、虹がかかったな」って、ストンと納得してしまうような。

普段深みのあるお声が印象的なので、こんなふうに息のスピードがはやくて真っ直ぐに飛んでいく音を聞くと、さすが声優さんだなあと思います。

普段が声色が油絵具だとしたら、この曲は鮮やかな色鉛筆みたい。


筋トレにハマってからというもの、どんどん中高音枠が貴重になってきているので、私はそれを死守していただきたい。前向きにご検討のほどよろしくお願い申し上げます。

 

茜路の邂逅 / あんさんぶるスターズ! アルバムシリーズ 紅月 
茜路の邂逅

茜路の邂逅

  • provided courtesy of iTunes

おすすめ楽曲シリーズで、紅月の曲を紹介するのは初めてですね。

こちらはアルバム収録されている、梅原さん演じる蓮巳敬人くんの初ソロ曲です。

梅原さんの歌声は、楽器に例えるなら弦楽器が近いと常々思っているのですが、この曲でその印象がさらに強くなりました。


冒頭のサビ

巡り巡り 時は流れど

という音階のパートは、桜の花びらや紅葉の葉がくるりくるりと落ちていき、

変わらぬ面影

でのぐっと弛ませてからのビブラートは、夕風がそれをふわっと攫っていくようなイメージ。

そこからサビの最後のメロディーをきゅっと手のひらに仕舞い込んだら、Aメロでは昔話を子供に話して聞かせるようにやさしく丁寧に。

Bメロで懐かしい思い出に思いを馳せたら、サビでは目の前にあの頃の光景が広がるような雄大さで。

まるで、ひとつの物語を紡いでいくように歌われている一曲です。


歌詞の一言一言が持つ意味やリズムを、丁寧に書き写すみたいな歌い方

言葉を飲み込んでしまったり蔑ろにせずに、最後の一音まできちんと丁寧に処理されているのも印象的です。

そういうところが、弓のストロークで音の表情が変わる弦楽器に似ているように感じられます。 

ちなみに今回のエントリーでは特筆していませんが、梅原さんが歌われている和風楽曲ならこちらもおすすめだったり。

花ノ舞、鬨ノ歌

花ノ舞、鬨ノ歌

  • イエヤス(CV:梅原 裕一郎)
  • アニメ
  • ¥250
  • provided courtesy of iTunes

シンプルにこういう曲が似合う声ですよね。

こちらは他の曲に比べ、ビブラートを細かく震わせている印象です。

 

Adonis / SolidS RE:START series vol.2 里津花&大
Adonis

Adonis

  • provided courtesy of iTunes 

以前紹介したSolidSシリーズも、花江さんとのデュエットでしたね。

この曲はいい意味で飾りっ気がないというか、梅原さんの声の良さがシンプルに伝わってくるので最高に好きです(突然死ぬ語彙)。

このブログのサビかな?というくらい、梅原さんの負の感情の演技が好き!といつも繰り返しているのですが。

最近、それはお声にドラマ性を感じるからかなと思うようになりました。


深みがあるというか、底知れないというか、様々な色が内包されているような声。

この曲での歌声も、一音一音がドラマチック。磨りガラスのような、少しざらついたお声なのも珍しい気がする。

かと言って硬質なわけでもなく、角のまあるいガラスみたいなイメージが近いです。


Bメロの

誓いを立てた

という歌詞の子音の立て方と、サビでメロからハモに回った瞬間のパキッとした切り替えが絶妙

ハモに回ったからといって後ろに下がるわけでもなく、まさに背中合わせみたいな歌い方。

高音も張り上げずに無理のない範囲でスコンと当ててくるので、劇的なのにどこか俯瞰しているような音がします。

Cメロ〜ラスサビで、感情が加速するように歌い上げていくところも聞きごたえがあるので、ぜひ通して聞いてみていただきたい一曲です。

 

燃えてヒーロー(中学生編アレンジ) 若島津健 ver. / TVアニメ「キャプテン翼」 中学生編エンディングテーマ「燃えてヒーロー」コレクション
燃えてヒーロー(中学生編アレンジ) 若島津健 ver.

燃えてヒーロー(中学生編アレンジ) 若島津健 ver.

  • provided courtesy of iTunes

これは歌い方どうこうよりも、ただただエモだから聞いてください

アニメ一話で、大空翼役の三瓶由布子さんが歌われている ♪ 燃えてヒーロー を聞いたとき、思わず「うわあああ!?」と声が出たのですが、まさか推しが歌う日がくるとは思いませんでした。

は?エモ・・・。(語彙無頻出単語奴)

ここまで書けばお察しだと思うのですが、こちらは色んなキャラクターバージョンがあります。若林くん役の鈴村さんが歌われていたり、三杉くん役の斉藤壮馬さんが歌われていたり。

そうだとしても、推しが国民的アニメの主題歌とも言える曲を歌うのすごい、興奮する。

ただあまりに声が低くてボールは友達・・・?絶対これ黒い炎とか蠢いてない・・・?とか言ってたんですけどびっくりする。

この若島津くん、第19話で「キーパー交代だ!」という台詞があるのですが、あまり聞き覚えのない声だったので10回くらい巻き戻して聞き直しました。 

まだ中学生編をきちんと追えてないので、ちゃんと見ようと思います。サッカーはジュビロの黄金期が好きでした。(なんの話だ)

 

まとめ

さて、4回目になっても雛形が定まらないおすすめ楽曲勝手にプレゼンキャンペーンですが、如何でしたでしょうか。最後ふざけてごめんな!

今回少し悩んだのですが、その年に出た曲をリスト化した上でピックアップ楽曲を書いていったほうがいいのだろうか。 でも多い年は意味のわからない数になるからなあ。

それにしても、年々日本語が下手になる気がします。困った。


声優さんが歌を歌うことって、わりともう当たり前になっていますよね。

今回、「声優が歌うこと」の意味や意義を考える瞬間がありました。

私には「声優」という職務に「歌唱」が含まれるのか分からないけれど、言葉の聞き取りやすさや感情表現という点においては、声優を生業としている人たちが持っているアドバンテージの一つのように感じています。

言葉が元々持っている意味、リズム、色。

それらを丁寧に扱うことは、きっと声優という仕事をしている人たちの得手とするところなんじゃないかなって。

楽曲の色や温度、情景を自在に表現することができる。

それが、「声優が歌うこと」の意味の一つのような気がしています。


つまり何が言いたいかっていうと、個人的には梅原さんのお歌は技巧的なところよりも、表現の角度で聞くのが好きだなあということです。

毎年この時期が近づいて、その年にリリースされたものを聞き直して、選んで、まとめて……としていると沢山の発見があります。

そして、それは私の中で推しさんを好きでいる理由の確認作業にもなっています。

先のことは分からないけど、来年もできたらいいなあ。


毎年好き勝手やっていますが、他の方のこういうの!もっと!読みたい!

ので各位、ぜひよろしくお願いします。笑

 

↓何かございましたらこちらまで。

お題箱

この曲聞いたよ~とか、俺の推しの歌を聞け!みたいなのもお待ちしております!