たとえばなし

偶像と結果論

2019年梅原裕一郎さんが気になる方に聞いてもらいたい曲3+1選

梅原裕一郎さんお誕生日おめでとうございます。

今年も更なるご活躍をお祈り申し上げております。

 

そんなわけで今回でなんと4回目、おすすめ楽曲勝手にプレゼンキャンペーンの季節がやってまいりました。4回目・・・そう・・・そら私も歳をとる・・・。

今年も2018年3月8日から2019年3月8日までにリリースされた楽曲の中から、「梅原さんってちょっと気になるかも?」という方に是非聞いてみていただきたい!と思う曲を独断と偏見でいくつかピックアップしてみました。

歴代のエントリーはこちら。

x1026.hatenablog.comx1026.hatenablog.com

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こちらの記事では楽曲構成といった観点ではなく、梅原さんの声色などに焦点を当てています。いわゆる楽曲解説のようなものはありません。

ただのその辺のファンが、主観であれこれ言っているだけの文章です。絶対にないけどご本人の目に触れたら私は死ぬ。

そして今回初出しのマイルール情報なのですが、選別楽曲はCDとして発売されているもしくはWEB配信されているものに限ります

なんでかというと、手軽にひょいっと一曲聞いてみてもらいたいな〜!という精神のもと始めたものなので、そこで円盤特典の曲を紹介するのはナンセンスだよなあという。

そして何より、もしこのエントリーをきっかけに曲を聞いてくださる方がいらっしゃるなら、ぜひとも正規の方法でお手元にお迎えしていただきたい!


「少し気になるな」程度のものにCD一枚分のお金を払うのって、正直なところ少し気が引けちゃうかなって思うんですけど、WEB配信なら!一曲250円だから!

コーヒー一杯飲むような感覚で、一曲まるまるずっと聞けるってすごい。

クリエイターやレコード会社からしたら失礼な考えかもしれないけど、単純に消費者からするとありがたい話ですよね。
 

というわけで今回も張り切って参りましょう!

例の如く単純にリリース順での紹介です。

例年に比べて総楽曲数が少なかったので、私の労力コストは低いと思いたい。(この時点でカレンダーの日付は2/25)

 

 

2019年梅原裕一郎さんが気になる方に聞いてもらいたい曲3+1選

Rainbow☆Peace / Frep

Rainbow☆Peace

Rainbow☆Peace

  • Frep
  • J-Pop
  • ¥250
  • provided courtesy of iTunes

まずは2017年版のエントリーでも紹介したFrepから一曲。アルバムの一曲目、そしてコンサートの一発目に披露されそうな王道アイドルポップスです。

梅原さん演じる長谷川創太くんのソロから始まるのですが、最近では珍しくなりつつある、春のやわらかな陽だまりのような少し高めの声で歌われています。

わあ!わかてせいゆうみたい!(??)

私は こういう声が とてもすきです。

初見のとき再生2秒で一時停止しました。ょゎぃ。

一言目からぱっと視界が開けて、ぽんっと青空に抜けていきそうな1番のBメロ、2番のAメロでのソロを経て、2番のサビの最後、きらきらと歌われる

見てて 虹が架かる

という歌詞。


それはまるで、空に虹を見つけたときのわくわく感みたいに開いた声

「ああ、虹がかかったな」って、ストンと納得してしまうような。

普段深みのあるお声が印象的なので、こんなふうに息のスピードがはやくて真っ直ぐに飛んでいく音を聞くと、さすが声優さんだなあと思います。

普段が声色が油絵具だとしたら、この曲は鮮やかな色鉛筆みたい。


筋トレにハマってからというもの、どんどん中高音枠が貴重になってきているので、私はそれを死守していただきたい。前向きにご検討のほどよろしくお願い申し上げます。

 

茜路の邂逅 / あんさんぶるスターズ! アルバムシリーズ 紅月 
茜路の邂逅

茜路の邂逅

  • provided courtesy of iTunes

おすすめ楽曲シリーズで、紅月の曲を紹介するのは初めてですね。

こちらはアルバム収録されている、梅原さん演じる蓮巳敬人くんの初ソロ曲です。

梅原さんの歌声は、楽器に例えるなら弦楽器が近いと常々思っているのですが、この曲でその印象がさらに強くなりました。


冒頭のサビ

巡り巡り 時は流れど

という音階のパートは、桜の花びらや紅葉の葉がくるりくるりと落ちていき、

変わらぬ面影

でのぐっと弛ませてからのビブラートは、夕風がそれをふわっと攫っていくようなイメージ。

そこからサビの最後のメロディーをきゅっと手のひらに仕舞い込んだら、Aメロでは昔話を子供に話して聞かせるようにやさしく丁寧に。

Bメロで懐かしい思い出に思いを馳せたら、サビでは目の前にあの頃の光景が広がるような雄大さで。

まるで、ひとつの物語を紡いでいくように歌われている一曲です。


歌詞の一言一言が持つ意味やリズムを、丁寧に書き写すみたいな歌い方

言葉を飲み込んでしまったり蔑ろにせずに、最後の一音まできちんと丁寧に処理されているのも印象的です。

そういうところが、弓のストロークで音の表情が変わる弦楽器に似ているように感じられます。 

ちなみに今回のエントリーでは特筆していませんが、梅原さんが歌われている和風楽曲ならこちらもおすすめだったり。

花ノ舞、鬨ノ歌

花ノ舞、鬨ノ歌

  • イエヤス(CV:梅原 裕一郎)
  • アニメ
  • ¥250
  • provided courtesy of iTunes

シンプルにこういう曲が似合う声ですよね。

こちらは他の曲に比べ、ビブラートを細かく震わせている印象です。

 

Adonis / SolidS RE:START series vol.2 里津花&大
Adonis

Adonis

  • provided courtesy of iTunes 

以前紹介したSolidSシリーズも、花江さんとのデュエットでしたね。

この曲はいい意味で飾りっ気がないというか、梅原さんの声の良さがシンプルに伝わってくるので最高に好きです(突然死ぬ語彙)。

このブログのサビかな?というくらい、梅原さんの負の感情の演技が好き!といつも繰り返しているのですが。

最近、それはお声にドラマ性を感じるからかなと思うようになりました。


深みがあるというか、底知れないというか、様々な色が内包されているような声。

この曲での歌声も、一音一音がドラマチック。磨りガラスのような、少しざらついたお声なのも珍しい気がする。

かと言って硬質なわけでもなく、角のまあるいガラスみたいなイメージが近いです。


Bメロの

誓いを立てた

という歌詞の子音の立て方と、サビでメロからハモに回った瞬間のパキッとした切り替えが絶妙

ハモに回ったからといって後ろに下がるわけでもなく、まさに背中合わせみたいな歌い方。

高音も張り上げずに無理のない範囲でスコンと当ててくるので、劇的なのにどこか俯瞰しているような音がします。

Cメロ〜ラスサビで、感情が加速するように歌い上げていくところも聞きごたえがあるので、ぜひ通して聞いてみていただきたい一曲です。

 

燃えてヒーロー(中学生編アレンジ) 若島津健 ver. / TVアニメ「キャプテン翼」 中学生編エンディングテーマ「燃えてヒーロー」コレクション
燃えてヒーロー(中学生編アレンジ) 若島津健 ver.

燃えてヒーロー(中学生編アレンジ) 若島津健 ver.

  • provided courtesy of iTunes

これは歌い方どうこうよりも、ただただエモだから聞いてください

アニメ一話で、大空翼役の三瓶由布子さんが歌われている ♪ 燃えてヒーロー を聞いたとき、思わず「うわあああ!?」と声が出たのですが、まさか推しが歌う日がくるとは思いませんでした。

は?エモ・・・。(語彙無頻出単語奴)

ここまで書けばお察しだと思うのですが、こちらは色んなキャラクターバージョンがあります。若林くん役の鈴村さんが歌われていたり、三杉くん役の斉藤壮馬さんが歌われていたり。

そうだとしても、推しが国民的アニメの主題歌とも言える曲を歌うのすごい、興奮する。

ただあまりに声が低くてボールは友達・・・?絶対これ黒い炎とか蠢いてない・・・?とか言ってたんですけどびっくりする。

この若島津くん、第19話で「キーパー交代だ!」という台詞があるのですが、あまり聞き覚えのない声だったので10回くらい巻き戻して聞き直しました。 

まだ中学生編をきちんと追えてないので、ちゃんと見ようと思います。サッカーはジュビロの黄金期が好きでした。(なんの話だ)

 

まとめ

さて、4回目になっても雛形が定まらないおすすめ楽曲勝手にプレゼンキャンペーンですが、如何でしたでしょうか。最後ふざけてごめんな!

今回少し悩んだのですが、その年に出た曲をリスト化した上でピックアップ楽曲を書いていったほうがいいのだろうか。 でも多い年は意味のわからない数になるからなあ。

それにしても、年々日本語が下手になる気がします。困った。


声優さんが歌を歌うことって、わりともう当たり前になっていますよね。

今回、「声優が歌うこと」の意味や意義を考える瞬間がありました。

私には「声優」という職務に「歌唱」が含まれるのか分からないけれど、言葉の聞き取りやすさや感情表現という点においては、声優を生業としている人たちが持っているアドバンテージの一つのように感じています。

言葉が元々持っている意味、リズム、色。

それらを丁寧に扱うことは、きっと声優という仕事をしている人たちの得手とするところなんじゃないかなって。

楽曲の色や温度、情景を自在に表現することができる。

それが、「声優が歌うこと」の意味の一つのような気がしています。


つまり何が言いたいかっていうと、個人的には梅原さんのお歌は技巧的なところよりも、表現の角度で聞くのが好きだなあということです。

毎年この時期が近づいて、その年にリリースされたものを聞き直して、選んで、まとめて……としていると沢山の発見があります。

そして、それは私の中で推しさんを好きでいる理由の確認作業にもなっています。

先のことは分からないけど、来年もできたらいいなあ。


毎年好き勝手やっていますが、他の方のこういうの!もっと!読みたい!

ので各位、ぜひよろしくお願いします。笑

 

↓何かございましたらこちらまで。

お題箱

この曲聞いたよ~とか、俺の推しの歌を聞け!みたいなのもお待ちしております!