たとえばなし

偶像と結果論

推しさんと憧れの声優さんの共演が決まった話

タイトルの通りです。推しさんおめでとうございます!

兼ねてから、推しさんが憧れの声優さんとしてお名前を挙げていた方との共演。その情報を知って、何故か私が鳥肌を立ててしまいました。

推しさんの憧れの声優さんは所謂大御所と呼ばれるような方で、アニメやゲームはもちろん、吹き替えやナレーション等数多くの作品に出演されています。そんな方と推しさんが……共演……めでたい以外の何物でもありません。

4月からの某アニメなのですが、キャスト陣が物凄く豪華で……すごいな。(突然死ぬ語彙)

先日放送されたラジオの中で、その方からバースデーメッセージをいただいて驚きつつも、すごく喜ばれていた推しさん。その放送内では、まだお会いしたこともご挨拶したこともない、いつか現場でこのお礼が言えたら…とお話されていましたが、さすがにこのキャスティングは知ってたんだろうなあ。

それでもなんだか本当に感慨深く、これがエモいという感情なのかと思う次第です。

 

推しさんの言葉の節々には、いつだって諦めが滲んでいる気がしています。自己評価が低いというか、自分を卑下しがちというか。某アニメのオーディションもどうせ落ちるんだろうと思いながら、気負わずにテープを送ったそうです(某インタビュー参照)。

なので憧れの対象だった方が現実に先輩になっても、いつか共演したいだなんて、明確な目標としては掲げていなかったんじゃないかな、と思います。ここまで全部勝手な憶測ですけど。

それでも某インタビューでも語っているように、「この仕事をあなたにお願いしたいです」と言われること、その仕事に選ばれるということ、それは推しさんの積み上げてきた「結果」の証だと思うから。

そんな証の一つに今回の共演があるのだなあと思うと、なんだか勝手にとてもあたたかい気持ちになるのです。

 

こうやってまたひとつ推しさんが結果を積み重ねていく度に、本当にすごい人を好きでいさせてもらっているなあと実感する。その瞬間が好きです。

勝手に好きになって、勝手に遠くから眺めているだけだけど、それはなんだか夜空の星を見ているのに似ている。

そんなことを思う、春待ちの夜です。