たとえばなし

偶像を愛してたい

セカライに行って後悔した話

去る、2017年2月12日。THE IDOLM@STER SideM 2nd STAGE ~ORIGIN@L STARS~ Brilliant sideに行ってきました。

ライビュ参加組や現地参加組と話したり、色んなレポを読んだりして推しさんに関する記憶の蘇生を図ったんだけど、一向に回復の兆しが見られないのでもう諦めて記事を書こうと思います。記憶は完全に欠落した。

ちなみに推しさんに一切触れていない、語彙を失くしたオタクのセカライ感想はこちら。

x1026.hatenablog.com

ていうか、いつも思うけどなんで推しに関する記憶ってこんなにも簡単に欠落するの?ポンコツか?いや大概ポンコツなんですけど。

どのセカライ記事読んでも「どの角度から見ても王子」「コマネチ」「たかぴ泣かせた」「コマネチ」しか出てこないし、なんなら八代拓と小林咲の話題で持ち切りだし・・・そうだよねわかる!!

でもきっといま考えていることとか、感じたことは今この瞬間だけのものなので、とりあえず備忘録。

 

私の中でセカライ前に唯一確信のあったことは、
セカライに行けばオタクをサボっていた半年を後悔するということだけだった。

私は、うめはらさんの声が好きで、演技がすき。

それはこの半年間も変わらなかった事実で、自分自身にキャラクターを降ろすことはないけれど、ほんのすこしキャラクターとの共通項を滲ませるところが好きだと思う。
弦楽器のような音を響かせて歌う声が好きだし、ダンスは苦手だと零しながらも、ステージでは凛としている気高さみたいなものが好きです。

鷹城恭二という人間と、彼は少しだけ似てるなってたまに思う。
何食わぬ顔で佇む花のような厳かさ、そこに秘められた静かな熱量が赤く透ける瞬間。
そういう、性格とか外見とかっていう分かりやすいアイコンじゃなくて、なんというか形容しがたい、ステージ上での存在感が似てる気がする。

昨年12月2日にリリースされた、THE IDOLM@STER SideM ORIGIN@L PIECES #02
そこに収録されている、鷹城恭二初めてのソロ曲である ♪ Flying Hawk を初めて盤面で聞いたときも同じことを思ったけど、うめはらさんが歌ってきた今までの楽曲の中でも、少しキーが高いことが意外でした。

Flying Hawk

Flying Hawk

一瞬、この曲を生で歌えるのかな、と思った。
でもその次の瞬間に、いや、あの人は歌うんだろうなとも思ったんだよね。

さっき上げた私の彼を好きだと思うところは、割と美化した見解だけを拾い上げたものであって、相手も人間だし、正直それはどうなの、と思ってしまうことがない訳じゃない。でもまぁそんなのは消費者がとやかく言うものでもないから、わざわざ特筆することでもないと思ってる。

ただそうやって、あの人は歌うんだろうなと思えるだけのパフォーマンスを見せてもらってきたと思うし、オタク特有の身勝手な信頼もしてる。
そんな身勝手な信頼みたいなものこそが、きっと私がオタクをしている理由だし、半年間サボり続けても上がらない理由の一つな気もした。

 

で。実際にセカライに行って見て、結論から言えばやっぱり後悔した

演者がステージにぶつけたであろう熱量とか、そこまで積み重ねて来たものから発せられるものを全く同じ温度で受け取ることは、オタクには出来ない。
けれど板の上のものは結果が全てとはいえ、それまでの仕事や日々の積み重ねから生まれるものだと思うから、私がサボっていた間もきちんと彼を追い続けてきた人たちと私が受け取る熱は、同じものを同じ瞬間に見ていたとしても全く違うものだと思う。
自分が費やした時間だけが自分に答えてくれるし、出来るだけ近い温度で物事を受け取るためには、そういう時間が何よりも雄弁だ。

だから本当に薄っぺらい感想しか出て来なくて申し訳なさがすごい。

                                                                  ★

まず一曲目の ♪ Beyond The Dream で新衣装で出て来た推しさんを見たとき、本当に久しぶりに「あ、王子様だ・・・?」と思った。
別に彼に王子像を見ている訳ではないし、世界で一番イケメンだと思っている訳でもない。それでもあの瞬間、確かに王子様だなあと思った。ていうかBeit全員王子様だったよね。頭の悪い感想。

二曲目でいきなりぶちこまれた ♪ スマイル・エンゲージ では、ファスライの時よりも振りに余裕が出て、背筋が伸びていることに目を惹かれました。
2サビ後のCメロの「きっと…きっとどこまでも」のロングトーンでは、思わず一回座り込んだりもした。(ただ後の ♪Fun!Fun!Festa! の幕張ーーーー!!でさっきより伸びてるじゃん!?とはなった。喉開いたんだね)
まあ無力なオタクはイントロが流れてモニターにお城が映った瞬間もはやパニックだったし、嘘でしょ嘘でしょ嘘でしょってひたすら言ってたし、ペンラのボタンが見つけられないしで散々だった。的確に殺された。

ソロメドレーでの♪ Flying Hawk は、出だしの歌詞が飛んで笑っていたのを珍しいなと思った。私の覚えている限りでは、歌詞を間違えても振りが少し飛んでも何食わぬ顔をしていることの方が多かったから。
でもやっぱりファルセットを使うでも無理に声を張り上げるでもなく、グッと声を張って歌っていたから、本当にすごい人だなあって。

エウレカダイアリー では、今回はリハに参加したみたいな写真もツイートも一切上がってこなかったのに、こんな振り入れいつしたんだろうと思った。
ファスライ後の座談会で話していたみたいにまた家で一人練習したのかな、って考えたりもしたし、本人も最後の挨拶で話していた通り、Beitの他の二人のサポートがあってこそなんだろうなとも思った。
あと当日ライビュ入ってた先輩とのLINEで私が言ってたんだけど、「届いてるかい?」が個人的にやばかったらしい。記憶にない。

♪ Fun!Fun!Festa! は後半ゼロ位置だったけど、もはや記憶が本当にない。
コマネチした瞬間だけ全世界の鷹城Pに大丈夫!?これ大丈夫ですか!?って100回くらい事務所OK通るかを気にしたくらい。あと幕張ーーーー!の肺活量。カエールかわいい。

♪ 想いはETERNITY は最後にこの曲だけが残されている事実に絶望してたし、演出がずる過ぎてめっちゃ泣いた。推しさんのことほぼ見てなかった。限界メーター振り切ってたんだと思う。

MCで自分のカメラアピールの話を振られたときに、「あ、ちゃんと映ってた?よかった」ってイジられる前に流すところとか、その割に「ありがとーーーーーーーう↑」ってやっちゃうとことかは、なんていうか揺るぎなくうめはらさんそのものだったな。
最後の挨拶でたかぴが泣いちゃってからずっとケラケラ笑ってたときには、ちょっと男子ぃ!たかこちゃん泣いちゃったじゃん!謝んなさいよ!!みたいなマインドだったけど。

                                                                 ★

始まってから終わるまでほぼほぼ泣いてはいたけれど(推しのターンになると地蔵キメるのガチ恋みが強いからやめたい)、ファスライの時よりも冷静な自分がいることにも気付いてた。
もっとちゃんと追いかけていれば、もっときちんと正しい温度で受け取れたのかなあ。
ただただ、今までで一番踊れてるなあ……ってぼんやりしたし、本当に歌うまくなったなあと思ったし、何よりも、まだしばらくこの人のオタクなんだろうなあって、漠然と思った。

でもなんていうか、セカライ前日にソロコーナーがあるって聞いてから不整脈を催し、布団に入ってからも脚の指先から血の気が引いていた時点でそんなのはお察しだったんだけど。

本当にクソオタクだなと思いながら、GREETING TOURの石川もとりあえず申し込みました。
なんとなく、推しさんもsideMっていうコンテンツも、オタノシミはこれからなんだろうなあと思うので。

 

何かを好きでいるときの熱量の色は、どんどん変化していくと私は思っていて。

好きになったばかりの淡い期待の滲む色が黄色、好きが強くなって一番の熱を注げる時の色が分かりやすく赤なら、たぶん今の私の色はBeitのユニットカラーみたいな青なんだと思う。

無理にそれを赤くしようとしても疲れちゃうだけだから、とりあえず後悔する瞬間を少なくするために、ちょっとずつ色々消化できたらいいなあ。