たとえばなし

偶像と結果論

後悔した話

去る、2017年2月12日。THE IDOLM@STER SideM 2nd STAGE ~ORIGIN@L STARS~ Brilliant sideに行ってきました。

ライビュ参加組や現地参加組と話したり、色んなレポを読んだりして推しさんに関する記憶の蘇生を図ったんだけど、一向に回復の兆しが見られないのでもう諦めて記事を書こうと思います。記憶は完全に欠落した。

ちなみに推しさんに一切触れていない、語彙を失くしたオタクのセカライ感想はこちら。

x1026.hatenablog.com

ていうか、いつも思うけどなんで推しに関する記憶ってこんなにも簡単に欠落するの?ポンコツか?いや大概ポンコツなんですけど。

どのセカライ記事読んでも「どの角度から見ても王子」「コマネチ」「たかぴ泣かせた」「コマネチ」しか出てこないし、なんなら八代拓と小林咲の話題で持ち切りだし・・・そうだよねわかる!!

でもきっといま考えていることとか、感じたことは今この瞬間だけのものなので、とりあえず備忘録。

 

私の中でセカライ前に唯一確信のあったことは、
セカライに行けばオタクをサボっていた半年を後悔するということだけでした。

私は、うめはらさんの声が好きで、演技がすきです。

それはこの半年間も変わらなかった事実で、自分自身にキャラクターを降ろすことはないけれど、ほんのすこしキャラクターとの共通項を滲ませるところが好きだと思う。
弦楽器のような音を響かせて歌う声が好きだし、ダンスは苦手だと零しながらも、ステージでは凛としている気高さみたいなものが好きです。

鷹城恭二という人間と、彼は少しだけ似てるなってたまに思う。
何食わぬ顔で佇む花のような厳かさ、そこに秘められた静かな熱量が赤く透ける瞬間。
そういう、性格とか外見とかっていう分かりやすいアイコンじゃなくて、なんというか形容しがたい、ステージ上での存在感が似てる気がする。

昨年12月2日にリリースされた、THE IDOLM@STER SideM ORIGIN@L PIECES #02
そこに収録されている、鷹城恭二初めてのソロ曲である ♪ Flying Hawk を初めて盤面で聞いたときも同じことを思ったけど、うめはらさんが歌ってきた今までの楽曲の中でも、少しキーが高いことが意外でした。

Flying Hawk

Flying Hawk

一瞬、この曲を生で歌えるのかな、と思った。
でもその次の瞬間に、いや、あの人は歌うんだろうなとも思ったんだよね。

さっき上げた私の彼を好きだと思うところは、割と美化した見解だけを拾い上げたものであって、相手も人間だし、正直それはどうなの、と思ってしまうことがない訳じゃない。でもまぁそんなのは消費者がとやかく言うものでもないから、わざわざ特筆することでもないと思ってる。

ただそうやって、あの人は歌うんだろうなと思えるだけのパフォーマンスを見せてもらってきたと思うし、オタク特有の身勝手な信頼もしてる。
そんな身勝手な信頼みたいなものこそが、きっと私がオタクをしている理由だし、半年間サボり続けても上がらない理由の一つな気もした。

 

で。実際にセカライに行って見て、結論から言えばやっぱり後悔した

演者がステージにぶつけたであろう熱量とか、そこまで積み重ねて来たものから発せられるものを全く同じ温度で受け取ることは、オタクには出来ない。
けれど板の上のものは結果が全てとはいえ、それまでの仕事や日々の積み重ねから生まれるものだと思うから、私がサボっていた間もきちんと彼を追い続けてきた人たちと私が受け取る熱は、同じものを同じ瞬間に見ていたとしても全く違うものだと思う。
自分が費やした時間だけが自分に答えてくれるし、出来るだけ近い温度で物事を受け取るためには、そういう時間が何よりも雄弁だ。

だから本当に薄っぺらい感想しか出て来なくて申し訳なさがすごい。

                                                                  ★

まず一曲目の ♪ Beyond The Dream で新衣装で出て来た推しさんを見たとき、本当に久しぶりに「あ、王子様だ・・・?」と思った。
別に彼に王子像を見ている訳ではないし、世界で一番イケメンだと思っている訳でもない。それでもあの瞬間、確かに王子様だなあと思った。ていうかBeit全員王子様だったよね。頭の悪い感想。

二曲目でいきなりぶちこまれた ♪ スマイル・エンゲージ では、ファスライの時よりも振りに余裕が出て、背筋が伸びていることに目を惹かれました。
2サビ後のCメロの「きっと…きっとどこまでも」のロングトーンでは、思わず一回座り込んだりもした。(ただ後の ♪Fun!Fun!Festa! の幕張ーーーー!!でさっきより伸びてるじゃん!?とはなった。喉開いたんだね)
まあ無力なオタクはイントロが流れてモニターにお城が映った瞬間もはやパニックだったし、嘘でしょ嘘でしょ嘘でしょってひたすら言ってたし、ペンラのボタンが見つけられないしで散々だった。的確に殺された。

ソロメドレーでの♪ Flying Hawk は、出だしの歌詞が飛んで笑っていたのを珍しいなと思った。私の覚えている限りでは、歌詞を間違えても振りが少し飛んでも何食わぬ顔をしていることの方が多かったから。
でもやっぱりファルセットを使うでも無理に声を張り上げるでもなく、グッと声を張って歌っていたから、本当にすごい人だなあって。

エウレカダイアリー では、今回はリハに参加したみたいな写真もツイートも一切上がってこなかったのに、こんな振り入れいつしたんだろうと思った。
ファスライ後の座談会で話していたみたいにまた家で一人練習したのかな、って考えたりもしたし、本人も最後の挨拶で話していた通り、Beitの他の二人のサポートがあってこそなんだろうなとも思った。
あと当日ライビュ入ってた先輩とのLINEで私が言ってたんだけど、「届いてるかい?」が個人的にやばかったらしい。記憶にない。

♪ Fun!Fun!Festa! は後半ゼロ位置だったけど、もはや記憶が本当にない。
コマネチした瞬間だけ全世界の鷹城Pに大丈夫!?これ大丈夫ですか!?って100回くらい事務所OK通るかを気にしたくらい。あと幕張ーーーー!の肺活量。カエールかわいい。

♪ 想いはETERNITY は最後にこの曲だけが残されている事実に絶望してたし、演出がずる過ぎてめっちゃ泣いた。推しさんのことほぼ見てなかった。限界メーター振り切ってたんだと思う。

MCで自分のカメラアピールの話を振られたときに、「あ、ちゃんと映ってた?よかった」ってイジられる前に流すところとか、その割に「ありがとーーーーーーーう↑」ってやっちゃうとことかは、なんていうか揺るぎなくうめはらさんそのものだったな。
最後の挨拶でたかぴが泣いちゃってからずっとケラケラ笑ってたときには、ちょっと男子ぃ!たかこちゃん泣いちゃったじゃん!謝んなさいよ!!みたいなマインドだったけど。

                                                                 ★

始まってから終わるまでほぼほぼ泣いてはいたけれど(推しのターンになると地蔵キメるのガチ恋みが強いからやめたい)、ファスライの時よりも冷静な自分がいることにも気付いてた。
もっとちゃんと追いかけていれば、もっときちんと正しい温度で受け取れたのかなあ。
ただただ、今までで一番踊れてるなあ……ってぼんやりしたし、本当に歌うまくなったなあと思ったし、何よりも、まだしばらくこの人のオタクなんだろうなあって、漠然と思った。

でもなんていうか、セカライ前日にソロコーナーがあるって聞いてから不整脈を催し、布団に入ってからも脚の指先から血の気が引いていた時点でそんなのはお察しだったんだけど。

本当にクソオタクだなと思いながら、GREETING TOURの石川もとりあえず申し込みました。
なんとなく、推しさんもsideMっていうコンテンツも、オタノシミはこれからなんだろうなあと思うので。

 

何かを好きでいるときの熱量の色は、どんどん変化していくと私は思っていて。

好きになったばかりの淡い期待の滲む色が黄色、好きが強くなって一番の熱を注げる時の色が分かりやすく赤なら、たぶん今の私の色はBeitのユニットカラーみたいな青なんだと思う。

無理にそれを赤くしようとしても疲れちゃうだけだから、とりあえず後悔する瞬間を少なくするために、ちょっとずつ色々消化できたらいいなあ。

 

 

声豚だってキャラクターに恋をする話

最近、よく耳にする言葉がある。


「声優=キャラ」


端的に言えば

"キャラクターとそのキャラクターを演じている声優を同一視していること"

あるいは、

”特定の声優が演じているからという理由だけでキャラクターを好きになること”

である。(たぶん)

この言葉は大抵キャラオタさんのtwitterのツイフィールなんかに書かれていて、「声優=キャラ、歴=愛、グッズ量=愛という考えの方お断り」なんていうのが常套句になっていたりする。

こういう決まり文句を見る度に、好きでいた期間、いわゆる歴は間違いなく愛なんじゃないのかな、と個人的には思ったりするけれど、それはまあ今回置いておこう。

なんでいきなりこんな話題を引っ張り出してきたのかと言えば、キャラオタでも声豚でもある身の上、どちらの主張も分かりはするけれど、まあちょっと声豚の話も聞いてくださいよ、と。

だってこういうのって同じ考えの人達で集まってぎゃーすか言っても仕方ないじゃない。かと言って考えの違う人間同士で言い争っても仕方ないんですけど。こっちにもこっちの事情というか、性質と言いますか、別に何も考えずにオタクやってるんじゃないんだよなあ、と思う訳です。


そう、言うなれば こっちも遊びでオタクやってない。


正直私もキャラオタだけやってた頃は、特定の声優さんが声を当てているキャラクターを須らく推している人を見る度に?と思っていたのでお互い様なんですけど。

でも声豚になった今なら分かることもあるなあ、と思うので戒めのためにも書いておこうかなと思った次第です。

あ、先に断っておくと私は議論がしたくてこの記事を書いた訳ではないので、感情的な文章と主張が多分に含まれます。予めご了承くださいね。

あとここでこんな話を書いたところで、イケメン声優のオタクがなんか自分のこと正当化してるわ~程度にしか取られないんだろうなと思うんだけど、あえてここで供養させてください。

 

さて。

まず、キャラクターとキャラクターを演じている声優さんの同一視。

これって相当器用じゃないとできないと思うんですけど私だけなんでしょうか。まあ作品によってはできないこともないとは思うけれど、それはある種、制作側の意図みたいな部分もあるのではないかなあとか思ったりするわけです。

声優さんを追ったことのある人であれば一度は経験したことがあると思うんですよね。「あれ?これって当て書き*1じゃない?」みたいなあの感覚。

実際、オリジナルアニメやオリジナルドラマCDなんかだとよくある現象な気がしているんですけどそんなことってないですか。お話が進むにつれてキャラクターが演者に寄ってきたり、キャラクターの紹介文になーんか既視感があったり。

そういうキャラクターに関しては程度同一視というか、演者を重ねて見てしまっても仕方ないのかなあと思うんですけどダメですかね。


あとよく言われているのが、アイドル系作品のライブで演者の名前を呼ぶのはNG、というもの。
これはちょっと個人的に不可解。

だってその舞台に立ってるのは演者ですよ・・・?

キャラオタさんには演者がキャラに見えているの?見えているのであれば、それは演者さんが表現豊かな証拠だから良いことだなと思うんですけど。そこで演者の名前を呼ぶ=キャラと声優を同一視してる!っていうのはあまりにも短絡的というか、横暴じゃあなかろうか。

じゃあキャラの名前を呼んじゃいけないのか、と言われればそんなことはなくて。どっちでもいいじゃん・・・!?ってことですよ。

公演中声優さんの名前を呼ばれて不愉快でした!っていうのも、キャラクターの名前を叫ばれて不愉快でした!っていうのもおばちゃんにはよく分からんよ・・・。後者はあまり見たことがないけども。

不愉快でしたと言われてもそこにいるのは・・・演者じゃないか・・・。まあ私は推しの名前とか叫ばないタイプの人間なんですけど。

別に同一視している訳ではなくて、その場にあるものを事実として受け止めているだけだと思うんですけどね。

 

そしてもう一つの、特定の声優さんが演じているから、という理由だけでキャラクターを好きになるということ。

これはね、本当に誤解だなあと思うんですよね。

確かに推しの声って絶対引力だし、なんだかんだそのタイトルの推しキャラって推しが声を当てているキャラクターになってしまったりするんだけど(ややこしい)、そんな理由だけでキャラオタ紛いなことなんて出来ないんですよ。

だって、その人が演じているキャラクターはそのキャラクターだけじゃないから。

バカみたいに特定のキャラクターのグッズを買ったりするのなんて、中の人が好きだっていう理由だけじゃ出来ないです、私は。

もちろん推しが声を当てているという理由は大きいし、前提みたいになってしまうところはあるけれど、声を大にしてこのキャラクターが好きです!って主張するのは、みんなそれ相応の理由があるからだと思うんです。その理由はそのキャラクターの声のトーンが好きだとか、もともと好きなタイプのキャラクターだとか、人それぞれだけど。

推しさんが出てるという理由で作品に触れて、その作品を好きになって、そのキャラクターの性格や在り方に惹かれて。

それでも、その"キャラクター"を好きなんだって言っちゃいけないんでしょうか。

 

 

私は、誰かの"好き"の形を否定する権利なんて、誰も1mmだって持っていないと思ってます。

分かるんですよ、中の人が好きだからこのキャラクターが好きなんでしょ?って思う気持ちも。私もそう思っていた時期があったから。

現に、声優さんだけで好きなキャラクター選んでない?と思うような方も稀にいます。

この声優さんが声を当てていればどんなキャラでも推す!グッズを集める!っていうのも間違っているとは思いません。だってやっぱり人気商売だから。それをキャラクターだけを好きな人が見た時にもやもやする気持ちもわかる。

でも、声優ファンである人間の全員が全員そうじゃないということを、ちょこっとでも頭の片隅に置いてもらえないかなって思うんです。

好きなキャラの声優さんと推している声優さんが一致している人の"好き"には熱量がない、なんて勝手な憶測で言われたくない。

それが率直な私の意見です。

 

しかもね、自分がそのキャラクターをキャラクターとして純粋に好きなら、その気持ちに自信を持ったらいいじゃない。申し訳ないけど、他人の考えを攻撃しないと自分の好きの形を正当化出来ないのかな、とすら思う。

というか、ああ、声が好きだからそのキャラが好きなのね。って流したらいいのになあと思うんです。何故わざわざ攻撃しようとするのか。そんなことに貴重な140字を割くくらいなら、その140字で如何に自分がそのキャラを好きなのかを語ってほしい。

声豚のくせに!私の方がこのキャラクターのこと好きなんだから!と言われても、正直ただ中の人を好きだという理由だけで推しはこのキャラかな~なんて言っている程度の声豚は、キャラオタさんと張り合う気もないし、アウトオブ眼中ですよ。何故なら土俵も違うし見方だって違うのに、競い合う必要なんてないじゃない?

あと自分が何をされた訳でもないのに声豚はこうだから・・・とか言っているのを見かけると、申し訳ないけれど周りの人間が声豚しねみたいに言っているのに同調して、安心感を得たいだけなのかなあと思ってしまう。

なんかもうみんな挙って声豚しね声豚うざいってさあ・・・声豚に親でも殺されたの?彼氏寝取られたの?一回落ち着こう?声豚だって人間だよ!


まあそれは置いておいて、キャラオタが偉いみたいな風潮ってどうなんですかね。別に悪いことだと言っているわけではないんですけれども。なんかヒロイン好きな乙女ゲーマーが正しい!偉い!っていう風潮で夢厨が迫害されるのと同じ傾向。

声優=キャラの方お断り!私は一度もそのキャラと声優さんを同一視したことはありません!なんて言うけれど、声優さんに向かってキャラの名前を叫ぶのだって同一視の一種じゃないのか。

中の人目当ての人はイベントに来ないでほしい~って言われることもあるけれど、節子、そのイベントに出演するのはキャラクターちゃう、中の人や。


漫画とかで元々のキャラクター像がしっかりしていて、その頃からそのキャラクターを好きだった人が、アニメやらドラマCDで声が付いたときに声優さんから流れてきたファンに対して不快感を示すのは分かる。

けれど、企画発表時から声が付いているキャラクターにその言い分は適用されないと思うんですけどそこのところどうですか。

あらゆるコンテンツがに溢れ返っている昨今、企画発表当時から推している古参なんて大概声豚だぞ!!そうじゃない人もいっぱいいるけど!


あとね、声豚を嫌うのは勝手だと思うし別にいいけれど、それに乗じて演者の誹謗中傷を堂々と公共の電波に乗せるのは良識的に考えてどうなのかなあと思います。そういうことは鍵アカでやりましょうね。

あと余談なんですけど、声豚っていう表現は声豚自身が使う分にはそうだね~!と思うけど、それ以外の方が使われているのを見るとああなんてはしたない・・・みたいな気持ちになります。蔑称だもんね。

 

まあ結局何が言いたいかっていうと、中の人きっかけで作品に触れて、言うほどキャラにドはまりしていた訳じゃなかったのに、気付いたら推しよりもそのキャラの方が好きになっていて、結果的にイベントで推しと解釈違いを起こして錯乱した可哀想な声豚兼キャラオタだっているんだから優しくしてくださいってことです。

声豚だってキャラクターを好きになるんですよ、本当に。

*1:あて-がき【当て書(き)】 演劇や映画などで、その役を演じる俳優をあらかじめ決めておいてから脚本を書くこと。

未来の片鱗を見たのかもしれない話

THE IDOLM@STER SideM 2nd STAGE ~ORIGIN@L STARS~ Brilliant sideに行ってきました。

www.lantis.jp

ありがたいことに、一昨年(…)の12月に舞浜で行われたTHE IDOLM@STER SideM 1st STAGE ~ST@RTING!~のMoon sideに続き、今回も現地で参加させていただきました。本当にありがたいの一言に尽きます。

sideM関連のイベントに参加するのはST@RTING LINE -03 Beit 発売記念特典お渡し会を含め、今回で三回目。毎度毎度私みたいなにわかが……と思うものの、イベント終了後は行けてよかった……!と思ってしまうので315プロダクションはすごい。(小並)

ちなみにファスライの時の記事はこちら。

x1026.hatenablog.com

なんかもう推しさんに関しては一周回って感情が無って感じで、頭も追いついてないし、なんなら記憶がないのでとりあえず覚えていることから殴り書きしていこうと思います。(2017/02/19加筆しました)

 

とりあえず咲ちゃんがめっちゃ咲ちゃんで泣いた。

sideMではにわかなりに鷹城恭二を筆頭にBeitちゃん尊い…と語彙を失っているものの、実は水嶋咲ちゃんと伊勢谷四季くんも推しメンだったりする私。
なので、今回のセカライでBeitとCafe Paradeが同公演に出てくれるのは本当にありがたいがすぎて、315プロダクションに全世界の感謝を捧げていたのですが、初っ端からスマエンをぶち込まれ涙腺も崩壊、そこから立て続けに ♪Café Parade! が始まった時の私の絶望と言う名の多幸感・・・この時間軸に生まれてよかった。頭が追いつかないって五回は言った。

どの曲でも小林さんの腰の入れ方とか顔の角度、ステージ上での立ち居振る舞いが、もう完璧に研究された"かわいい"の究極系で・・・。あそこにいたのは間違いなくアイドル水嶋咲だった。
完全に頭の悪い感想なんだけど、カフェパレ恒常衣装のロングコートが翻ったとき、瞬間的にはわわ見えちゃ・・・、見えない!!って思った時にまじで咲ちゃんだなと思いました。あの時あの瞬間、私にはミニスカートが見えた。(?)

もーー最後の挨拶の「水嶋咲役小林大紀です、って言うのがもうほんっとうに怖くて!みなさんに受け入れてもらえるのか本当に不安で不安で仕方なかったです」っていうのがもう・・・アッ、咲ちゃん・・・†
正直カフェパレは試聴で ♪Café Parade! を聞いたときから泣いていたので、セカライで見たら泣くだろうな~とは思ってたけど、ここまでとは思わなかった。

未発売のソロ曲、♪フェイバリットに踊らせて もまさかここで見られると思ってなかったので本当に嬉しかったなあ・・・はちゃめちゃにかわいかった・・・。

あと!当たり前と言えば当たり前なんだけど、オリピ共通衣装の咲ちゃんの衣装がパンツルックなところにもグッときた。ブルーのジャケットにグレーのベストとリボンタイっていう、少し可愛らしさを残した、でも間違いなく男の子の格好良さも滲む衣装で、咲ちゃんは本当に最高に可愛くて格好良い男の子なんだなって思いました。衣装さんありがとう~~!!!!

それから今回の個人的MVPはDRAMATIC STARS 柏木翼役の八代さん
新衣装での DRAMATIC NONFICTION でなに?もう何が起きたの?えっこんなにかっこよかったっけ?と錯乱したのち、MOON NIGHTのせいで恋に落ちそうになったし、STARLIGHT CELEBRATE! で完全に恋に落ちました。

いやもう……何?私の知っている八代さんと違うんですけど。私の知っている八代拓ってオトチャンで森久保さんに叩かれ、タイガーマスクWで「こんにちタイガー!」とかやってるおちゃめな人なんですけど~~!?っていう錯乱がひどかった、本当に。
だって昨日の八代さんめちゃくちゃ格好良かったんだもん。ヒエッ すき・・・ってなったの自分でもびっくりすぎて何?ちょっとまだよくわかんない。カメラ割り把握してちゃんとカメラアピールするところとか、本邦初公開!って言う感じの色気とかもう……完全にアイドルですありがとうございました。
声帯から出てくるのはマシュマロボイスなのに、本体は完全に蜂蜜でなんかもう無理。

あとなんと言っても最後の挨拶の「315プロを支えていく覚悟は出来ています」の言葉。これがもう決定打でした。自分がドラスタPだったら昨日が命日だったと思う。
ここ一年でドカンとお仕事が増えたけど、彼の中でsideM、ひいてはDRAMATIC STARSは本当に特別で、思い入れのあるものなんだろうなあ。

八代さんに限らず今回のセカライのドラスタのパフォーマンスは、なんというかセンターがセンターたる所以を見せ付けられた感じがした。
♪STARLIGHT CELEBRATE!は本当にsideMの代表曲だなと思うし、ドラスタはあの三人のパフォーマンスがついて初めて完成するんだなあとすら感じました。
三人で星座を描くところ泣いたもん・・・オリオン座・・・。冬の真っ暗な夜空で一際光を放つ三人についていけば、315プロはどこまでも行けるのかな、なんて思わせるステージだった。いやーかっこよかった。

あと個人的に印象に残っているのはもふもふえん 姫野 かのん役の村瀬歩さん

村瀬さんは一度ガッチャマンクラウズ インサイトのイベントで拝見していたのだけど、その時はわりと前に前に!みたいな印象だったのを覚えてる。それに正直あのメンバーの中では経歴もずば抜けているから、ステージを見る前まではめちゃくちゃ目立つんだろうなと思ってました。

でも幕張のステージに立っている村瀬さんは、なんだかさり気なくそこにいると言うか、良い意味で目を引きはするけれど、もふもふえんのメンバーときちんと横並びで存在していたのにびっくりした。
だからご本人が最後の挨拶で315プロのみんなに嫉妬してて・・・とお話されていたのは本当に意外だったけれど、納得も出来て。

「2月10日が何の日か知っていますか?」からの、「知ってた、みんなが知ってること。」ってふわっと笑うのずるい、泣いた。

控えめにステージ上にいるのにどうしても目をひくあの存在感は、かのんちゃんの持つきらきらと同じきらきらだなあと思いました。語彙力。

もふもふえんのパフォーマンスもほんっとうにみんなかわいくて、心がぴょんぴょんする・・・って三回は言った。
セカライが終わってからもふえんの曲の再生数がぐんっと伸びたからたぶん幼児化しました。\めぇめぇ!ぴょんぴょん!がおがお!/
 

THE虎牙道はなんだか戦隊ヒーローショーを見ているかのような感覚でめちゃくちゃ熱かった。
CDを聞いた時はアイドルっていうかキャラソンみが強いな~とあんまりピンと来てなかったんだけど、実際にパフォーマンスを見たらあれっめっちゃかっこいいじゃん!?ってなりました。
あとあんなパパはずるくないですか。あんなパパは自慢できる。パパかっこいい。
 

Wちゃんはファスライ組の中で一番Pf.上げてきたな~~!って感じが強かった。♪VICTORY BELIEVER でのレッドカードも出せて花丸~!って思ったのに今度はしまえない~!の流れがなんだかとても可愛かったです。

あと君たちほんとめっちゃ踊るね?めっちゃ踊るね!?

ファスライの時も思ったけど、ライブでパフォーマンスを見て好きになるユニットNo.1がWだと思う。

歌詞飛んじゃったりしてたけど、それでもステージの上では悔しい顔一つ見せないで最後まで笑顔でいてくれたところ、正真正銘のアイドルだと思います。


S.E.M
はもうこう、完璧に仕上げてきました!っていう印象。
お前らこういうのが好きなんだろ?みたいなオーラがやばい。何をしたらどう盛り上がるのか分かってるんだろうなあ。でもそんな中で伊東さんの最後の挨拶は完全にずるかった。先生だった。
中島ヨシキ氏は天性のパフォーマーだと思うし、Pたちはヨシキが大好き!って感じ。わかる。

 

なんというか今回のセカライの二日目は、ファスライ組が多いこともあってかこなれたステージ感が強かったように感じました。
ファスライの時と比べてパワーアップしたパフォーマンスには素直に驚かされたし、これからも"もっともっと"を行くんだろうなあ、と。

大袈裟に言えば、あのファスライの日に掲げた未来の片鱗を、私は昨日見たのかもしれない。
絶対に"二回目"をやるんだ、このコンテンツを未来まで繋げてくんだっていう気概と熱量を見せ付けられたのがファスライなんだとしたら、その先にあった通過点の一つがセカライだったのかなあって。

コンテンツの大きさと、そのコンテンツを支えてきた先人たち、そしてそのこれからを担っていくキャスト陣。そんな全部をひっくるめてアイドルマスターなんだなあ。

ファスライの時にも思ったけど、そんなコンテンツの一端を担っている人を推させてもらってるってなんだかすごい贅沢だ。

 

とりあえず一日目のライビュすら参加できなかったの本当に辛くて苦しいから(恋かな?)円盤本当によろしくお願いいたします。でもきっとまた上映会をやるんだとしたら、確実に二日目の参加すると思うから頭がわるい。

って最後まで推しのこと何にも書いてないんですけど。