たとえばなし

偶像と結果論

2023年を雑に振り返ってみようとした話

毎年総括記事を上げたいな〜と思いつつ、ぬるっと年越しをしてしまいます。雑に生きすぎててよくないね。

ですがまあ流石に今年は色々あったねえと思うので、ぽつぽつと振り返ってみようという記事です。さくっと書こうと思っていたのですが、書き始めたらなんだか長くなってしまったので目次なるものを置いておきます。

 

参加現場一覧

1/9 関ジャニ∞ ドームLIVE 18祭 @東京ドーム
1/22 READING MUSEUM 「後宮衛士隊」
3/26 AnimeJapan
4/16 舞台「火の顔/アンティゴネ
4/23 舞台「BACKBEAT」 プレビュー公演
5/6 Reading High 「BASE METAL」
5/11 俺たちのBANG!!! 〜大劇場を占拠せよ〜
5/13 Aッ!!!!!!と驚き全国ツアー2023 @東京ガーデンシアター
5/24 舞台「BACKBEAT
5/31 舞台「BACKBEAT
7/21 Sexy Zone LIVE TOUR 2023 @横浜アリーナ
7/24 HiHi jets Arena Tour 2023 BOOOOOST‼ @有明アリーナ
7/30 マイナビマステライブ 2023 俺たちがミライだ!! 少年忍者公演
8/19 超ときめき♡宣伝部のハートロックオンホールTOUR 2023 @パシフィコ横浜
8/20 「ディズニー ツイステッドワンダーランド Fes.」2023
9/23 STARLIGHT TOKYO 2023
9/30 Rakuten GirlsAward 2023 AUTUMN/WINTER
10/20 King & Prince LIVE TOUR 2023 ~ピース~ @Kアリーナ
11/3 あんさんぶるスターズ!!追憶セレクション『クロスロード』先行上映会
12/7 ABC座星劇場2023 〜5 Stars Live Hours 〜
12/16 SEXY ZONE LIVE TOUR 2023 Chapter II in DOME @京セラドーム
12/17 ABC座星劇場2023 〜5 Stars Live Hours 〜
12/21 ABC座星劇場2023 〜5 Stars Live Hours 〜
12/30 Hey! Say! JUMP LIVE TOUR 2023-2024 PULL UP! @東京ドーム

こうやって現場を並べてみると節操もなければ統一感もないな…?図らずも東京ドームに始まり東京ドームに終わる2023年。年末年始は景気良く過ごしたいという願望が強めに出ているのがよくわかりますね。なおHey!Say!JUMPさんのドームツアーについては、今年カウコンねえな?と察したあたりでJUMP兄さんお世話になります!!とFCに駆け込み入会して無事当選しました。フッ軽がすぎる。

各現場を一つずつ振り返っていると確実に年を越してしまうので、つらつらと書きたいことだけ書いて行こうと思います。

 

推しさん

名前を出すのも憚られるゆっるいファンなので、ここはいつも通り推しさん表記で行きます。

改めて振り返ってみると、現場をめちゃくちゃ選んでいるのだけが明確。やっぱり朗読劇が大好きなので、それは今後も通いたいです。リーハイの昼公演の当券外したの本当に…悲しかったですね……。

ツイステフェスは本当に参加できてよかったです。様々な方に感謝。やっぱり推しさんがディズニー声優だという事実に興奮を禁じ得ないので、絶対に絶対に行きたかった現場でした。ボイスドラマもあって大変よかった。とはいえイベントの大半を無料配信したのは許してないぞ。

AGFからのクロスロード上映会も…元気だったね……。その他チケットを持っていたにも関わらず干した現場もあったので、来年は現場を干さないを目標にしたい。お金払った!ヨシ!じゃないのよ。わりと他の現場と被ってハシゴは無理だ〜!!ってしてることもあったので、体力づくりが課題かもしれない。

現場以外ではなんと言っても原神のプレイアブル実装、そしてFGO声優デビューですね!!


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原神も本当に嬉しくてめちゃくちゃにガチャを回しましたが、何年も言い続けてきたFGOへの参画は突然すぎて何事かとは思ったけど大変嬉しかったです!和鯖かよ~!とかいろいろありますがまあまあまあいいでしょう!!無事にお迎えもできて一安心。爆速でレベルマ、スキル9/9/9にしました。お正月の福袋どうしようね?毎年年末年始に「来年(今年)こそFGOに推しさんが実装されてガチャぶん回したい!」と書いていたので、やっと回収できて私は満足です。ご愛読ありがとうございました!隠居先生の次回作にご期待ください!

今年は(今年も)推しさんのことは本当にゆるーーーーく眺めているだけでした。比較的アニメの出演数も多く、たくさんご活躍されていて何より。気づけば出会ってから9年もの年月が経っており、時の流れに驚くばかりです。色々あるけれど、今後もゆるゆると眺めさせていただきたいですね。

 

戸塚祥太くん

戸塚くんについては先日のえび座記事でも触れたので詳細は割愛しますが、やっぱり舞台「BACKBEAT」の再演は外せません。


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初演完走直後からずっとずっと願い続けていた再演。しかもメインキャストは初演から変わらず、という本当に最高の形での再演でした。上口さんのピートが本当に好きで…好きです。

プレビュー公演でバンドの演奏を聴いた瞬間、鳥肌が止まらなくて舞台と客席の共鳴を感じたことを今でも覚えています。音楽って上手い下手じゃなくて良い悪いだよなとか、本人たちの「やりたい」が実現されたときの煌めきとか、そういう色んなものが本当に眩しかった。BACKBEATがあったからこそ散髪も叶ったし、ネプリーグへの出演もあったりして、またしてもBACKBEATへの感謝を深めてしまいました。BACKBEATはいつでも私の夢を叶えてくれる……(激重感情)

下半期は感情の発露に対する戸惑いとかもあったけれど、えび座公演期間中の2週間を経て「どうして?」から「まあそうだよな」に昇華できたのは良かったなと思います。「星が光っていると思っていた」に対して、星が光っているんですけど!!?!!!?と言い続けてほぼ丸2年。12/30のブログで「星は光っています」と言ってくれたので、関連性はさておき勝手にオタクの粘り勝ちということにします。まさかのインスタ開設もあり、思いがけない未来だなあと思いつつ、これからも戸塚くんという星を眺め続けていこうと思います。

オタクなんて結局偶像と自分の一人相撲でしかないから、乖離が起きた時少なからずどこかに折り合いをつけていくしかないよな、とは常々思っていて。そんな中で少しでも、偶像の先にいる人と感情とか夢とかそういうものが重なる瞬間を、大事に握りしめていきたいですね。それはそれとして受け入れられない物事は切り捨てていくしかないので本当にそれはそれ、これはこれである。(自担に限らずの話)

 

川﨑星輝くん

突然の初登場、少年忍者 川﨑星輝くんの話をします。Twitterでは少し触れていたのですが、ブログで言及するのは初めてですね。きちんとした記事をあげたいなあと思っていたら年の瀬になってしまいました。そういう人生すぎる。

星輝くんのことは元々存じ上げていましたが、昨年えびさんの現場でお見掛けする機会が多く、何気なくYoutubeを見てみたらそこからあれよあれよと転げ落ちてしまいました。


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自分が妹として生きてきたこともあり、お兄ちゃんへのあれこれを言語化されると勝手に共感してしまう。この動画をきっかけに、初主演舞台や夏のサマーステーションなど色々な現場にお邪魔しました。

舞台「火の顔/アンティゴネ」で拝見した俳優としての星輝くんは、思いのほかシームレスなお芝居をしていた記憶があります。Youtubeなどで見せている面影は一切なく、「役」としてその場にいるような印象でした。戸塚くんとは違うタイプの役者さんだ~!わくわくしつつ、真っ白なスポットライトを吸い込んで小さな煌めきを反射させているような姿は少し重なるものがありました。来年も舞台が決まっているのでとても楽しみです。

また、事務所のあれこれがあった直後にガルアワでパフォーマンスを見ることが出来たことも幸運だったなと思います。


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忍者ちゃんのステージが始まる前に座るか~と話していた近くの席の坂道オタのお兄さんたちが、最後には「すげえ楽しい!!」とめちゃくちゃ盛り上がっていたのが印象的です。そういうところ含め、あまりにも事務所のアイドルとしてのパフォーマンスがぎゅっと詰め込まれたステージでした。演出を星輝くんが先導して考えたということもあり、今後星輝くんを応援していく上でこのステージを現地で見ることが出来たのは大きいなと感じています。

あと時系列が前後してしまいますが、amazon primeで公開されているジャニーズJr.CHAMPにも触れておきたい。星輝くんはアクロバットが得意なメンバーで集まってパフォーマンスをしていたのですが、そこで「アクロバットが舞台で一つのポイントとして消費されてしまうのはおかしくないか?」と声を上げていました。そしてその上で、他の番組でアクションに挑戦したときにアクロバットを取り入れ、ダンス以外に活かせることを自ら証明してくれたのです。これ、A.B.C-Zのオタクはめちゃくちゃ刺さっちゃいません…?そ、そうだよね~~~~!?と思ってしまった。すごく心強くて、すごく嬉しくて、慰められた心地でした。うーん、えびのオタク!!ジャニーズJr.CHAMP シーズン1、エピソード2東京予選 ダンス編を見てくれ!!!

昨年のえび座で戸塚くんと一緒に歌っていた ♪ ロマンチックタイム が円盤化するかもしれないという朗報もありましたし、来年もたのしみだなあ!!!

 

菊池風磨くん

このブログを書くためにTwitterを遡っていたのですが、1月は大病院占拠に狂い散らかしていましたね。毎週リアタイしたあとに中島健人くんのオタクとLINEしながらTVerでおかわりしてたの、冷静になると意味わかんないもんな?あとゼイチョーの饗庭くんもめちゃくちゃ好きです。黒髪でやってるドラマしか見てないなって言われて確かに!になりました。ふうまくん、黒髪でいて。


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今年、セクゾちゃんの楽曲はかなり当たりが多かったなと思います。♪ Cream も ♪ 本音と建前 も ♪ 人生遊戯 もとても好きです。事務所がゴタついた直後にほんたてをぶちかましてるの、楽曲の運命力が高いと思わざるを得ない。それぞれCDもちょこちょこ買い足しました。もっと売れてよくない??どう??ねえ?????

夏のツアーと冬のドームにも、しっかりお邪魔させていただきました。特にドーム公演はSexyZoneという名前を背負っての最後の公演ということで、いろんなことを笑い飛ばしながらも寂しさにそっと寄り添ってくれるコンサートでしたね。そしてやっぱりドームの使い方が本当にうまい。上の方で入っててもめちゃくちゃ楽しかったです。私が参加したのは京セラドームでしたが、オーラスに入っていた友人から「健人くんが風磨って呼んだ…」とLINEをもらって思わず「祝日!!!!!!!!!!!!!」って返したのすごいバカ。

変わっていくもの、変えないといけないもの。SexyZoneさんに限らず、今年は別れが多いですね。それでも変わらず「アイドル」としての姿を見せ続けてくれることが、一番の希望で救いだなと感じます。ひたむきに向き合って走り続けてくれた5人だからこそ、アイデンティティである名前を手放すことは想像もつかないほどの覚悟だと思います。どうか、今後の旅路が光溢れるものであってほしいと願って止みません。

 

ディズニー

これもまた急カーブ。元々ディズニー作品もディズニーリゾートも好きではあったのですが、事務所のゴタゴタが大ごとになっていくのに比例して、ディズニーに逃避することが増えた一年でした。

今年はディズニー100周年、東京ディズニーリゾート40周年であったり、新パレードに推しキャラが出ているということもありパークに行きたいな〜とぼんやり思っていたのですが、いざ6月にインパしたら楽しくなってしまい結局そこから7回…?とか行っていたらしい。こんなに通ったのは学生時代ぶりだなあと他人事のように思っています。ソロインパもできちゃうタイプの人間なので本当に良くないね。

そもそも40周年のテーマソングである ♪ リビング・イン・カラー がめちゃくちゃツボなんですよね。

We can shine from within
'Cause the magic never ends

ーリビング・イン・カラー より

という歌詞があるんですが、「だって魔法は終わらないんだから!」という言葉にすべてが詰まっている気がします。いつでも変わらずそこに在り続けてくれる安心感というか、永遠ってあるのかもしれないと思わせてくれるところとか。音楽の日でキンプリちゃんとストさんが沢山のディズニーキャラクターと歌っていましたが、好きなキャラと好きなキャラが同じ画面に映っていてひっくり返っていたら終わっていた記憶があります。最近ではこの曲を聴くだけで泣けるようになってきました。ご病気すぎる。

100周年当日である10/16にディズニープラスで公開された「ワンス・アポン・ア・スタジオ -100年の思い出-」は事務所最後の日でもあったこともあり…こう……色々と思うところがありましたね…。ロビンフッドさんが出てきたところでしっかりキャー!?と悲鳴をあげました。今Youtubeでも公開されているのでぜひ。


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そして12月に公開された100周年記念作品の「ウィッシュ」も、個人的にすごくすごく好きです。星に願いをかけるというシンプルかつ王道のきっかけでありつつも、星が願いを叶えてくれるわけではないという昨今の作風もしっかりと汲んでいるなと感じています。何故人は星に願うのだろう?と言いつつ、君もスターなんだよ!と歌いかけてくれる劇中歌の ♪ 誰もがスター! は何度聞いても泣いてしまいます。


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子供の頃に聞いていたらめちゃくちゃ励まされただろうなあ。空の星に手を伸ばすのは、叶いそうもない願いを抱くことに似ている。星に願えば叶うというのは本当は願いを忘れずにい続けることが大切で、結局願いを叶えられるのは自分自身でしかないというのは真理だよなあ、とか。

100個あるという各所に散りばめられた歴代作品のオマージュも宝探しみたいでとっても楽しいので、巷には厳しいご意見が溢れていますがぜひ色んな方に見ていただきたいですね。これからもディズニーは夢と魔法の物語であり続けて欲しいなと思ったし、また一つ好きな作品が増えたことが嬉しかったです。

 

事務所のこと

改めて、めちゃくちゃ激動の一年だったなあ。あまりインターネットの人の見えるところで言及するのを控えてきたのですが、総決算的な意味でも言葉を選びつつ書いてみようと思います。

正直なところ、今いるタレントがここまで侵害されなくてはいけないのだろうかとは思っていて。そして、ここまでやるなら他事務所・他企業にも同様の対応をすべきでは?とも。やっぱり人に刃を向ける時には自分もまたそれを向けられる覚悟をするべきなんだよな、と感じる今日この頃です。別に事務所のオタクだからうんぬんを置いておいて、男女間だとこんなにも対応変わるんだ~?って…思うよ……?

でもこの件に限らず、すべての物事は当事者以外言及する権利なんてないと思っています。消費者や消費者でもない人間が討論することに、有益な理由が見いだせないというか。なので、大きな声で色々言わないようにしてきたつもりです。オタクも加害者!当事者意識が足りない!とか散々な言われようだったけど、実際当事者じゃないですからね…。これはプロデューサー目線で色々言うオタクにも思いますね…アイドル育成ゲームが乱立した弊害なんか??

夏から秋にかけて、好きなものを好きだということで誰かに嫌な思いをさせるのかなとか考えたこともありました。でもなんか、そういうのもバカバカしいなって思ってしまった。向かなかったです。悪いことは悪いこととして、するべきことをするべきだなとは思います。でもそれは当事者同士の問題であって、一消費者である私が何かに配慮することはなんか、エンタメをまっすぐに受け取ることにならない気がして。

変えなきゃいけないものもあるでしょう。でも変えてほしくないもの、変わってほしくないものも沢山あります。ステージの上で先輩後輩が目線を交わしてふっと笑うとか、脈々と受け継がれてきた伝統を守っていくこととか。そういうものまで本当に全部奪われなきゃいけないのかな?と思ってしまうことすら悪いとは、私は思えなくて。やるせないな~~~~~と思ってしまいますね。

でもこんなクソみたいな世界でも、アイドルを全うしてくれるタレントたちを信じていこうと思います。何者も夢を潰されてはならないってマグニフィコ王も言ってました。まじでウィッシュが事務所の諸々に重なって爆泣き待ったなしなので、全オタク、タレント、ウィッシュを見ろ。(どんな締め?)

 

まとめ

ここまでで7000字書いているらしいです。こんなはずではなかった。

他にもなにわ男子 高橋恭平くんの「なのに、千輝くんが甘すぎる」の話とか、初めてキンプリちゃんの現場にお邪魔した話も書きたかったのですが、力尽きた。総括というか、書こうと思って放置してた話題に触れる記事になってしまいました。でもテキストに残したという事実がえらいので、きっと未来の私が感謝することでしょう。私にとって言語化は思考の整理みたいなところもあるので、来年こそこまめに記事を残していきたいという気持ちはあります。これ毎年言ってる気がする。

改めて、私にとってのエンタメの根幹は結局ジャニーズとディズニーで形成されているんだなあという、原初の感情に立ち返る一年だったように思います。振り返りを始めるまでは散々な一年だったな!!と思っていたのですが、わりと楽しく過ごしていた記録ばかりが残っていたので、なんだかんだいい一年だったのかもしれません。そんなもんだよな、人生。エンタメに生かされているので、自分も誰かにとってのエンタメを生み出し続けられるように頑張りたいですね。

何はともあれ、2023年ありがとうございました。来る2024年が、少しでもいい世界でありますように。

 

↓何かございましたら

お題箱

その不器用な愛情でいい 繋ぎ止めるように抱きしめて 〜 ABC座星(スター)劇場2023 〜5 Stars Live Hours 〜によせて

私のなかで戸塚祥太くんが星を象ったのはいつだっただろう。

もう覚えてないけど、間違いなくA.B.C-Zが5 starsと呼ばれるよりも前の話。

私にとって星はそれなりに特別なもので、好きなもの全てを星に喩えているわけではない。それでも戸塚くんは、私のなかで明確に星のかたちをしている。白く輝く、青い星。

そんな自分のなかで星を象るアイドルが、星の名を冠してくれること。それを奇跡みたいに、運命みたいに思った日のことを、帝国劇場のステージでピンクの星に乗って歌う戸塚くんを見て思い出した。

それから、どうしてこの人にピンクという色が与えられたのかなんてことを初めて考えたりもした。答えは出なかったし、もう知ることもできなくなってしまったけれど。

そんなふうに、いろんなことを考える2週間だった。

 

というわけで、ABC座星(スター)劇場2023 〜5 Stars Live Hours 〜を見てきましたという話をします。

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というより今回は、2023年9月21日の話と9月23日の STAR LIGHT TOKYOの話から始めるべきかもしれない。文章を書くこと自体が久しぶりで無事に書き切れるのか甚だ疑問ですが、今しか書けないこともあると思うので頑張って書いていきたい。

あと一応先に謝っておくんですが、これを書いている人間はオンリー気味思考の捻くれたオタクなので、人によっては不快に感じるテキストが多く出てくると思います。特定の誰かに向けた批判もしないし誹謗中傷をする気もないけれど、5人を5人として心から好きな方には向かないとも思うので、閲覧注意でお願いします。

 

9月21日の話

2023年9月21日15:00。

前日にSTAR LIGHT TOKYOの座席が出たこともあって、ちょうど友人たちとステージ構成どうなってる!?とLINEしている時に届いたFCメール。

2日後に久しぶり、しかもメンバーの一人が復帰して初めての現場が控えている状態での知らせに、流石の私も「まって生きてる??」と河合くんのオタクを心配することしか出来ませんでした。

正直なところ河合くんがA.B.C-Zを辞めること自体に驚きはなくて、今なんだ!?とか河合くんが最初なんだ!?みたいな衝撃の方が個人的には大きかった気がする。

昔から私はえびが長く5人の形を保ち続けられるとはあまり思っていなかったから、塚田くんが復帰したことにも驚いたし、だからこそ塚田くんが復帰した今なんだ!?とも思いました。

えーそっかー?と思いつつ、とりあえず明後日の現場…地獄なのでは……?と思った私はそこそこ薄情だったかもしれない。実際2日後に地獄を見るわけだけども。

 

STAR LIGHT TOKYOの話

そもそも、急に外部フェスへの出演が決定した時からおかしいなと思うべきだったのかもしれないと今なら思います。対バン相手のラインナップを見た時真っ先に「普通ならトラジャあたりが出そうだな…?」までは思い至っていたので。

当日ギリギリに会場に到着して席につき、他のアーティストのパフォーマンスを見ているうちに感じたのは、なんとも言えない不安でした。

どのグループも若いしめちゃくちゃ踊る。ファンの熱量もすごいし、会場全体を巻き込むステージがいくつもあって。世間ではジャニーズに白い目が向けられている今、こんなアウェイな場所でどうするんだろう。めちゃくちゃ出番を引っ張っていただいてるけどもう一刻も早くこの状況から解放してほしい、とあの日の私は切に願っていました。まじで勝手に感じるプレッシャーがめちゃくちゃしんどくて一人で泣いてました。不審者すぎる。

実際に蓋を開けてしまえば、えびの出番の前には今まで聞いたこともないような大きなコールが起きていたし、一番の不安要素だったMCは一切なく。持ち時間いっぱいに歌って踊って颯爽と去っていくA.B.C-Zは、きっと外から見た“あの事務所のアイドル”そのものだったと思います。

いつもと変わらない姿を見ることが出来て安心したし、とつかくんの額を隠すバンダナも、いつもなら「外せーーーーッ!!顔を見せろーーーッ!!!!」と騒ぐところだけど()、まだ彼の中におじいちゃんの言葉が生きていることがうれしくもあり、胸が締め付けられるようでもありました。

けれど普段は的確にカメラを捉える戸塚くんが、その日は自分一人が抜かれるソロパートでもカメラを見ることはほぼなかったと記憶しています。終いには客席から顔を背け、足元のスピーカーやステージの奥に向かって歌っていたなあ、とも。

ここ数年の戸塚くんは、負の感情をあまり表に出すこともなくただ静かに笑うだけになったと思っていました。そんな彼があの日ああいう感情の発露を選んだことに対して、今となっては身勝手な理解とか納得もできるけどあの日の私はただただ悲しくて。側から見たら河合くんのオタクだと思われていたんじゃないかっていうくらい、めちゃくちゃに号泣しながらうちわを振っていました。自分でもびっくりするくらい泣いてた。

えびさんの出番が終わってからも全然収まらなくて、これはもう周りが迷惑だな!?!!?と思い失礼を承知で会場を出ました。あの時隣で心配そうな顔をしてくれた超特急オタクのお姉さん、本当にすみませんでした。

感情がぐちゃぐちゃすぎて友人に電話してわんわん泣いたし、終わった後えび担の友人と合流して結局カラオケでオールしたの今考えても意味わかんないな……?

ここから私は暗黒期に突入し、今度こそ担降りかもしれん!!!!と喚き始めるわけですがこれはもう持病なので割愛します。

 

えび座の話

やっとえび座の時系列にたどり着いた。オタクは話が長くてよくない。

河合くんの脱退(ここはあえて脱退と書いておく)発表後に開催が発表された今回のABC座。

昨年までの題材は絶対にできないことがわかっていたから、「星劇場」という初回の題目を差し出されたオタクは「これはもうリョウスケにA.B.C.結成までタイムスリップしてもらってA.B.C-Z伝説をやるしか〜!?」などと宣っていたけれど、全編ライブということで天下の帝国劇場でそんなことしてもいいんですか…?と震えながら幕が上がるのを待つ日々でした。

その間チケット取れる!?と騒ぎつつ、無事に初日と中日、前楽と千秋楽の希望公演4回観劇することが出来ました。今回お世話になった皆様本当に本当にありがとうございました……。

そんなこんなで迎えた12月7日からの2週間はあっという間で、でも色んなことを考えた2週間でした。


内容としては、全編通してA.B.C-Zが河合くんのために用意した晴れ舞台なんだろうなと感じるステージだったように思います。それから、伝統の継承も。

一幕でちびジュを交えた ♪ Secret Agent Man / Secret Agent と ♪ スシ食いねェ! /  シブがき隊 が始まった瞬間、正直血湧き肉踊ったもんね。これこれこれ〜〜!!!!!!になったし、ことひなが向かい合う ♪ RUN / Sexy Zone もちょっと頭おかしくなっちゃうかと思いました。

初日にこの曲やるんだ?と思った曲たちも、回を重ねるごとに歌詞を噛み砕いてああこういうことが言いたいのかななんて思ったりして。

個人的には、錦織さんがロールモデルだって何よりも雄弁に表してくれる戸塚くんのダンスがだいすきなので、本家の映像をバックに踊る ♪ Replicant,Resistance が本当に最高でした。グッと背中を逸らす綺麗なターンが本当に本当にだいすき。歌詞もなんだか今の心情にピッタリな気がして、いつかカバーしたいと言っていた「いつか」がきっと彼にとって「今」だったんだろうな、とか。

でも何より打ちのめされてしまったのは、やっぱりふみとつの ♪ 欲望のレイン / KinKi Kids でした。

欲望のレインって数々のシンメたちが歌い継いできた曲で、本人たちも何度も歌ってきた曲で。この二人で歌うのはもう最後なんだと思うと、流石に色々と感じ入るものがありました。

KinKiのメンカラだとわかってはいても、赤と青って元々河合くんと戸塚くんの概念メンカラだったよなあと思ってしまったらもうダメでしたね……。それに加えて千秋楽で二人が手を取り合ったときには、四半世紀の日々と脱退が決まってからの一年間で煮詰めた戸塚くんの河合くんへの愛がやっと届いたような気がしてしまって普通に泣きました。なにせこちらは担タレで思想の強いオタクなので……。

二幕で印象的だったのは、お馴染みのペンラ芸が披露された ♪ 花言葉

サビで紫に染まる会場を見て、演出としての愛情を感じました。そして21日の公演で、客席に向かってペンライトを振る河合くんを見つめ、その動きをなぞっていた戸塚くん。そんな彼のことを、私もまたじっと見つめていました。

自らの網膜に色とりどりの光に包まれる河合くんの姿を焼き付けていたあの眼差しを、きっと忘れることはないような気がします。

毎公演メンバー一人ずつの挨拶が聞くことが出来たのも、えびさんの現場では数年に一度しかないので貴重だったように思います。これはオタクの勝手な言い分だけど、本当にもっともっと色んなことを、もっともっと早く言葉にしてきてほしかったなと思わなくもない。でもそれをさせられなかったのもオタクの責任だよなあ、とか。

初日に「5人の最終回を見にきてくれてありがとう。俺最終回って好きなんだよね」と話していた戸塚くん。初めて泣いているところを目の当たりにした日は、その事実に驚いてこちらも泣いてしまいました。自担が悲しいことが悲しいんですけど……と客電が上がってからまた泣いちゃったのあまりに赤子すぎたな…己が……。

他の3人が先の話をする中、一人終わりの話しかしていなくて不安になったり、ステージで見える感情があまりに河合くんの形をしていて、他のメンバーが蔑ろになっていないかな…などと勝手に心配したりもしたけれど、千秋楽では「時計の針を、進めます。」と言ってくれたのでほんの少し希望が見えたような気もします。

他のメンバーも、毎回すごくファンに寄り添った言葉をくれていたように思います。現帝国劇場での公演は今回がラストということもあり、劇場との別れを惜しむ言葉を聞けたのも個人的には嬉しかったです。

何よりも心に残っているのは、橋本くんの「自分たちは舞台を守ってきたグループだと思ってる」という言葉。

どれだけ周りから過小評価をされたとしても、舞台に立つA.B.C-Zは事務所の看板を背負った肩で息をしないグループだと私も思っているからこそ、グッときた挨拶でした。

 

今、改めて思うこと

河合くんの進退について、私自身は何か言うような言葉を持ち合わせていないよなあと思っていて。私はあくまで戸塚くんのファンでしかないから、やっぱりその立ち位置から見えるものしか見えないなあ……とえび座を終えた今、改めて感じています。

こう言うと冷たく聞こえてしまうかもしれないけれど、目の前に差し出された事実を事実として受け入れることしか出来ないし。戸塚くんが5人の形を好きだったと思うから、寂しいと言葉にしていたから、それに対して悲しいなあと思うことしか出来ないなとも。

えび座の公演期間中私なりに色々考えてはみたけれど、「寂しい」も「悲しい」も「悔しい」も、なんとなく自分から生まれる感情とは違う気がしていて。一番近しいのは、「やるせなさ」なんじゃないかな、と思います。

河合くんがどうこうというよりは、「5人が5人のままいられない」ということに責任を感じたりはしました。もっとCDを買っていたら、途中で応援できなくならなければ。もっと違う未来があったりしたのかな、と一切考えなかったと言ったら嘘になります。

けれど河合くんが飛び立ってしまっても、私は戸塚くんがそこにいる限りA.B.C-Zの活動を眺め続けるし、出来る範囲で出来ることをやっていくことしか出来ないから、これまでと何も変わらないと言えば変わりません。

でも、それでいいと思っています。だって河合くんへの思いとか夢とか願いとかって、河合くんと河合くんのことを好きなひとたちだけのものだから。だから河合くんも、好きなことを好きなように楽しくやっていってほしいなと思います。

千秋楽のカーテンコール、♪ 明日の為に僕がいる。

この曲を聴いて私は、当時授業終わりに見たA.B.C-Z結成の知らせと、そのまま無理くりチケットを手にして駆け込んだSUMMARYを思い出していました。そこからクリエ、日生劇場を経て帝国劇場に辿り着くなんて、思いもしなかったな。先輩のバックで帝劇に立っていた頃は、もっともっと大きい劇場のように感じていたな。なんて。

今も変わらず私のなかで戸塚くんは星のかたちをしているし、本人がなんと言おうと彼がステージの上に立ち続けてくれる限り、星が光っていると信じ続けます。この祈りもまた、戸塚くんを好きでいる私だけのものです。

それでいいと思うな。少なくとも、今の私はそう感じています。

流石に口ピアスが開いた時にはおったまげちゃって三度見くらいしてから寝込んだけど、それもまたきっと必要な経過と時間だったんでしょう。今度穴を開ける時は、ヘリかトラガスを希望します。アウターコンクでもいいです。とりあえず綺麗なお顔には穴を開けないでほしい。この世の損失に悲しくなってしまうので……。

とりあえず今は、戸塚くんが動かすと言った時計の針をもう少し追いかけてみたいと思います。

 

まとめ

ひとまずえび座を終えたばかりの今書けるのは、これくらいな気がします。

他の方のブログを読んだり、時間が経って風化して違う感情が生まれてくる前にとりあえず書いておきたかったことは書けたかな。もうとにかく記録しておくことが今回のテキストの目的なので、推敲とかは後日にしようと思います。

最後に。

もともと今年のえび座はわりと強行突破で開催されたんだろうなと思っていて。事務所のゴタゴタはもちろん、ジュニア特有の無理なスケジュールでの仕事が見直されたこともあり、出られるジュニアが居ないっていうこともあったんじゃないかな、と。

正直SpeciaLもGo!Go!Kidsもジュニアの子達も、本当は新春帝劇出たかっただろうなと思うんです。それでもこの二週間、ABC座を務め上げてくれたことに感謝の念が絶えません。

そしてSpeciaLのメンバー4人が千秋楽の ♪ センセーション で星を作ってくれたこと。その気遣いが、優しさが、私は本当に嬉しかったです。

全編ライブという前代未聞の形式を許容してくださった東宝、帝国劇場関係者の皆様はもちろん、A.B.C-Zにもペンライトを振ってくれたジュニア担の皆さんも。

改めて、本当にありがとうございました。

 

↓何かございましたら

お題箱

2023年梅原裕一郎さんが気になる方に聞いてもらいたい曲2選

梅原裕一郎さん、お誕生日おめでとうございました。

今年も更なるご活躍をお祈り申し上げます。

 

というわけで今年も盛大に遅刻をしているわけですが、やっぱりこの記事を書かないまま他の記事を書くのも気が引けるなあ…というところで、自己満足ではありますがおすすめ楽曲勝手にプレゼンキャンペーンをやっておこうと思います。

当日雑にtwitterには投げていたのですが、まあ年間行事ということで……。

やったりやらなかったり、ご本人の誕生日に上がったことの方が少ないのですが今回で7回目になるそうです。

 

歴代のエントリーはこちら。

x1026.hatenablog.com

x1026.hatenablog.com

x1026.hatenablog.com

x1026.hatenablog.com

x1026.hatenablog.com

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今回も2022年3月8日から2023年3月8日までにリリースされた楽曲の中から、「梅原さんってちょっと気になるかも?」という方に聞いていただきたい!と思う曲を独断と偏見でピックアップしていきたいと思います。

選別楽曲は一般流通商品のCDとして発売されているか、WEB配信されているという条件を満たしているものに限ります。

また、こちらの記事ではいわゆる楽曲解説のようなものはありません。ただただ「ここが好き!」と思ったポイントをまとめているだけの記事ですので、予めご了承ください。

それでは今回短めにはなりますが、ぜひ最後までお付き合いください~

 

2023年梅原裕一郎さんが気になる方に聞いてもらいたい曲2選

Flash! / TVアニメ「クールドジ男子」エンディングテーマ PICG

Flash!

Flash!

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Twitterでよく見かけていた漫画がアニメ化する時代になりましたね。そんなアニメ「クールドジ男子」より、第一期エンディングテーマ ♪ Flash! をご紹介します。

メロディーラインはキャッチーでかわいらしい印象ですが、声優陣が歌ういわゆるキャラソンとしては珍しい気がするChill系ハウス寄りな曲調。第一印象は「オシャレだ!!!!!!!」でした。

梅原さんが歌うといった点でもこういった緩めの曲は珍しいような気がします。低音をたゆませてゆるっと歌われているのが新鮮。曲調も相まって、ぽつぽつと話しているような雰囲気で歌われているのも印象的です。

複数人でパートを入れ替わり立ち代わり歌っていることもあり、メロディーとハモリどちらも余すことなく楽しめるのもおすすめポイントの一つです。

あとめちゃくちゃありがたかったのがソロver.も聞けるってことなんですよね……。最近よく見る形態ではあるけれど、どこの界隈もこれやってほしい。

Flash! Takayuki ver.

Flash! Takayuki ver.

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ソロver.ではA1の音数の多いパートをコトコトしたリズムで歌っているところが好きです。オリジナルの小林さん内山さんはわりとリズムを置きにいっている印象なので、そういう違いを探しながら聞けるのも楽しいですね。

 

Drippy Dance/ SQ「あの頃の僕らはシリーズ」・村瀬大

Drippy Dance

Drippy Dance

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毎度お馴染みツキプロシリーズより、お久しぶりのソロ楽曲。ダーティーな雰囲気のメロディーに梅原さんの低音が映える一曲です。

一曲の中で張り上げてみたりたゆませてみたり、はたまたがなってみたりと様々なお声の使い方をされているのですが、中でも今回特筆しておきたいのはサビ最後に突如現れるファルセット。

推しのファルセットが嫌いなオタクなんていないと思っているタイプの人間なので、初見時には「じょんしか勝たん!!!!!!」と大きめの声を上げました。ェーー……いのちたすかっちゃった……。

過去にもファルセットを使った楽曲はあったような気もするのですが、裏声からそのまま地声に戻っている箇所もあり、今回は特段綺麗な気がしています。

正直7回もこんな記事を書いているので、もうそろそろ新しい発見とか新鮮味みたいなものは感じにくいよなあと思いながら暮らしていたのですが、ここに来てまた梅原さんのお歌に殴られてしまいました。びっくりしたね。

今回の楽曲のテーマがキャラクターがデビュー当時を振り返る…ということもあり、粗削りな歌い方に聞こえる箇所もあったりして聞けば聞くほど発見のある一曲です。

 

まとめ

さて、今回は以上2曲をご紹介させていただきました。なんやかんや今年も出せてよかったです。個人的な備忘録でもあるので……。

昨年の楽曲記事の最後に「今年の目標はFGOに推しさんが実装されて泣きながらガチャを回すことです♡」って書いてあったんですけど、その数週間後にいきなり原神をインストールした上年末に推しさんが実装されてしっかり泣きながらガチャをぶん回していたので、ある意味目標は達成していたなと思っています。

目下困っていることと言えば、5/6の朗読劇のチケットが夜公演しか取れていないことですね……。絶ッッッッッッ対両公演観たいんですけど!?とりあえずまだ申し込みはあるはずなので頑張りたい。頑張ります。。

来年こそこの記事が出せるのか!?という感じですが、どうにかそちらも頑張りたいですね。

今年も推しさんだったりジャニーズ関連だったり、何かしらぽつぽつ書いていきたいなと思います。

 

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